写真・映像制作人 水谷充の私的視線

〜「見てきたもの」記録装置 カメラがくれた宝物 〜
ROCK YOU関連 〜FOUR SEASONSの作り方〜

 

 ラストは、安達ロベルトセレクションのFOUR SEASONSです。

これは、、、ホント難しかった!

四季ってのをどう写真にするか・・・・当初まったく思いつかずで苦労しました。

 

まずこのアルバムの存在すら知らなかったので入手。そして聴き始める。。それでもまだ絵柄は浮かんでこない。レコード棚をさらって約40年ほど前に買ったいわゆる通常の原曲を聴いてみたり・・・。

 

 

マックス・リヒター版と同じように4色で春夏秋冬を表現している。まぁ〜そうなるよなぁ〜だけど、イラストだもんなぁ〜と益々考え込む。

四季がどうしてあるのか・・・きっと偏西風だ!とか、いろいろ地球のこと考えたり、、おっと南半球だと感覚は逆転なんだよな〜とか、様々に思いをめぐらすも不調。

他の3枚の制作に気力を傾け、これに関しては少しほっておくことにした。ともかくこんな感じが良いよなぁ〜という、「こんな感じ」が浮かんでこない限り、どんな絵柄が良いのか見当がつかない。

 

他を作っていると、DEATH AND THE FLOWERの死生観。THE FORESTの都市の誕生に見られる地球の変貌。MEZZANINEに感じられる発見とそこに芽生える傲慢さなどがグルグルと頭の中を回りながら、どこかみんな繋がっているような気がした。

そして命とか成長とかを撮れないものかと、、、生まれたての胎児なんか撮れたら素敵だ〜と。四季を内包するだけの大きなくくりってのが、どうも命くらいしか思いつかない!

流石に胎児は、今から仕込んでも間に合わないよなぁ〜とか考えつつ、冷凍ご飯をチンして卵かけご飯を喰っていたら・・・卵、ありかもと。

 

命題を受けての2ヶ月の90%をグルグル思い巡らせることに使い、卵の撮影をしたのは、みんなで集まって製作工程を動画撮影する前日の18日に。展示開始一週間前に、まだ撮影が終わった〜しかも単なる素材だし・・・的な切迫感。

 

ギリギリセーフで完成したのがコチラ

 

 

欧文文字でおおったのは、人類の文化文明のアイコンとして。グラフィカルでおしゃれじゃんってこともあるけれど・・・

地球に見立てて、ウズラの卵ってのも検討したのだけど、、ウズラはウズラに見えてしまって命の象徴って感じがしない。普通に鶏の卵ってのは、いちいち鶏〜とは思わなくて、象徴になりえるって計算があった。ま、なんとなく当たったかな?

 

裏はこれ。

良い感じに割れたのは、7回目のトライを経て。

 

撮影は、展示開始日の2日前。

3食卵料理を喰いつつの作業でした。

 

オリジナル盤の4色で表現するところは、ありがたく頂戴して、水谷盤にも生かしました。

 

四季ってなんだろ〜なんて、考えたこともなかった。暖かくなったね〜とか、朝晩冷える季節になったね〜とか、あ、オリオン座だ!とかね。そんなこんなで日々感じているのが当たり前になっていたな。

とても難しく、なかなか考えがまとまらないFOUR SEASONSでしたが、けっきょくすべて繋がってるんだよなぁ〜って、大事なことを気づかせてくれたアルバムとなりました。

 

どうですか?

それぞれが、それぞれに。

カッコよく成立できたかなぁ〜

 

しみじみ楽しいチャレンジでした。

写真を撮って完成じゃない。その先なんだよ。「その写真で、その意図が伝わってますか?」というところを端的に求められる。レコードジャケットは、奥が深い。

ぜひチャレンジしてほしい。思いっきり考えて!自分なりの理屈を。そして問う、世に。一緒にお互いの頭の中や心を覗き合う楽しさ。なによりもこのチャレンジは、自分自身の人生観と向き合うことになるはずです。

 

エントリー待ってます。

ROCK YOU 2018

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| - | 22:32 | comments(0) | - |
ROCK YOU関連 〜MEZZANINEの作り方〜

 

 続いて大和田良セレクションの「MEZZANINE」です。

このアルバムに関しては、知ってはいるけれど・・・程度の知識。もちろん聴いたことはありますが、普段から頻繁に聴くジャンルではなく、、アーティストのMASSIVE ATTACKのことも一から調べ始めるという感じ。

まずMEZZANINEの意味はもちろん、読み方すらわからない。「メザニーヌ?メザニーン?メザニン?」耳にも目にも馴染みのない単語なのです。辞書を繰ると「中2階」とか!?

国際結婚してイギリスに住むGFのお姉さんに聞いてもらったりして・・・やはり中2階なのだが、特に天井の高いワンフロアの中に増築された2階部分を言うようだと少し差別化が進む。(笑)

さらに劇場の2階席のこともメザニンと呼ぶそう。ちなみに3階席はバルコニー!

 

「大規模攻撃」の「中2階」って、調べ始めて益々意味がわからなくなるという・・・・迷宮入りの嫌な予感。

さらに調べていくと、そうそう、PCIバス以前のISAバスの時代、機能拡張カードのことをメザニンカードと称していたのを思い出した。メザニンカードで調べると、けっこう写真も出てくる。

ぐぐった⇒これね。

ここで「天井の高いワンフロアに増築」とつながり、機能を拡張するという意味合いがありそうだという結論に至る。も〜それでいいや!って気分も少し。欧米の言葉は、ネイティブじゃないと本当のところは実感できないもんだ。そこでメザニンに歌らしきものも入っているので、歌詞を調べる。

 

翻訳ソフトのめちゃくちゃっぷりはご愛嬌としても、なんとなく理解できるような、できないような、微妙な気分のままに、ともかく機能拡張って方向性で写真を探し始める。

そうこうしてるとき、飼育中のヒラタクワガタ2匹の餌変えのとき、指先を流血レベルで挟まれる!! クワガタのハサミは凄い武器だなぁ〜ということを実感し、やはり機能拡張に違いないと勝手に解釈。

 

じゃ、緊縛だ、SMだ! ってことで

 

よし、これだ!

 

と、満足な僕でありつつも一抹の不安は展示場所がお寺さん・・・

 

ま、そこは大人の対応でサブ案も準備ってことで、考えていたところ、以前「贖罪」と「食材」をかけたテーマで撮った作品を思い出す。未使用のカットにもまだまだ良いのが沢山あるってのを思い出す。

 

 

お、なんだかいいかもよ〜と

 

完成はコチラ

 

 

裏はこう。

 

 

肉を喰うようになって脳が異常に発達した人類=機能拡張

※これは以前取材の折、京大の山極寿一総長に直接お聞きした話。

美食! 美味しいという概念と追求する贅沢さ。これもある意味快楽の=機能拡張

フォーク、ナイフなどの道具と飾りつけるという感覚=機能拡張

ってことで、製作してみたら、こっちの方がいいじゃんってことに。

皿で消したタバコは、傲慢さの象徴としてのアイコン。

 

意味を解釈してからのプロセスはメッチャ早かった。あまり迷うことなく進みましたね。

僕の場合、色々と調べて意味合いを理解するってことは、制作していく上でとても大事なんです。迷いを断ち切り、たしか!と思える方向に突き進む原動力。そういったものは、取り掛かるテーマのバックグラウンドを理解すること。

 

これ、クライアントがあった場合は、そこんところを説明することで理解につながるってことなんです。なんとなく綺麗では通らないんだよね。

 

それにしても久々に名探偵したなぁ〜めっちゃくちゃ楽しかった。

人から提示された命題で、自分自身に知識が足りていなかった場合、まさにこうして調べつくすということが他人と関わる意義の根幹。

自分と同じなら自分がいれば良い。異なる個性、そこから発せられる言葉や行動。そういったものに影響されながら自分の枠を広げていく。ROCK YOUに感じる意義は、まさにそこ。「他の誰かは、どんな解釈で作るんだろう?」公募作品を見る期待感は、そこんとこらが最も大きい。

 

| Photographic education | 19:01 | comments(0) | - |
ROCK YOU関連 〜DEATH AND THE FLOWERの作り方〜

 

 続いて、セイリー育緒セレクションのKeith Jarrett 「DEATH AND THE FLOWER」です。

キース・ジャレットはアルバムをすべて所有するレベルで大好きで、特に今回選定された辺りのアメリカン・カルテットものが大好物。

さて、どうしたものかと考え始めたところ、GFが「花、燃やしてなかったっけ?」と。実は今回使った写真の存在を忘れていて、、ネガをどこにやったのかも記憶が薄い。ドキドキしつつ収納庫をひっくり返すってのが最初の作業でした。

見つけたときは、思わず声が出た。実は、90年代にこのアルバムをテーマにして創った作品があったのでした。

使える!! っていうか、使いたい!!! でした。

 

 

 

造形作家の斉藤敏文氏と組んで創った作品です。彼が拵えた花のオブジェは、大人二人がかりで運ぶような大きなもの。「儚さ」を撮りたくて、燃やしたいって提案に「面白い!」と快諾いただいた。

文字のイメージも頭にあり、後は具体的なレイアウト作業をするだけ・・・

 

キースは、死生観をテーマにしたアルバムが多く、なかでもこのアルバムは、直接“DEATH”という言葉が入っているほどに、死の香りが漂う作品です。レコーディングは1974年。発売は、1975年だったかと記憶しています。74年には、「Treasure Island(宝島)」というアルバムをリリースしていますが、こちらはまさに生を感じさせる作品です。聴き比べると本当に楽しい。さらに77年には、「The Survivor's Suite(残Α法廚箸い残された者といったアルバムをリリースしていますが、A面の27分に及ぶBeginingという曲には、DEATH AND THE FLOWERの3曲目 Great Birdのテーマがよりエキサイティングな演奏で出てきます。この3枚は、あわせて聴いてみることを強くお勧めします。

そういえば、、、72年に「BIRTH(誕生)」ってアルバムも出してたな。つくずく生き死にを念頭に音楽活動をしてるアーティストなんだと思う。

 

キース・ジャレットのアメリカンカルテットは、サックスのデューイ・レッドマン、ベースのチャーリー・ヘイデン、ドラムのポール・モチアンを従えたカルテットで、少し泥臭く、時に攻撃的な演奏が続く中に、突然パッと視界が晴れるような美しく素朴なメロディが顔を出す。もう、はまったら緊縛的快楽のある音楽だと思う。

あ〜、この話続けてるときりがないね〜ってくらい、語りたいことが山ほどある。キース・ジャレットファンの方には、きっと共感してもらえるはず。

聴いたことないって方は、絶対聴いてください。もし、最初馴染めなかったとしても、拷問のごとく聴き続けてください。あるときスッと心に入ってくる瞬間があるはずです。(笑)

 

完成版

 

 

裏。

 

 

特に凝った仕掛けはありません。写真を壊さないように注意深くレイアウトをしただけです。文字も、比較的すぐ、これ!っという感じで決まりました。

 

これを仕上げていて感じたのは、やはり内容に対する理解度と思い入れってのは、制作する上で大きな力になるってことかな。作業が楽しくて楽しくて、疲れ知らずでしたね。

 

| - | 21:32 | comments(0) | - |
ROCK YOU関連 〜THE FORESTの作り方〜

 

 

 ジャケット制作は、やはり楽しいなぁ〜と、心から実感した日々でした。

 

まずは僕自身がセレクトしたDavid Byrne「THE FOREST」

すでに使ってみたい写真が頭にありました。ゆえにセレクトしたってのもあるかも。このアルバムは、本当に良く聴きました。NUDE撮影のときは、必ずこれを流しながらでしたね〜 このアルバムは、僕が好きそうだってことで、よく仕事をさせていただいていたADの野本さんから頂いたもの。楽曲にどハマリして、成り立ちなどを詳しく知らないままに数年にわたって聴き続けたものでした。

使いたかった写真はこれ。

 

神保町方面から、皇居をはさんだ向こう側のビル。けっこう本降りの雨で、煙ってました。国立情報学研究所の25階から。直下には毎日新聞社がある地点からなので、天地をバッサリ切り落として、この感じになってます。何かに使いたい〜と、いつも思ってたけれど機会がなかった。

レコジャケはご存知の通り正方形なので、ここから切り出すこともやってみたりしました。が、、しかしやはりこの写真の良さは、このパノラマ感にあるってのにすぐ気づいた。タイトル文字との組み合わせやレイアウトは、なかなか難しくて・・・。

 

最初はこんなの。明らかにこれじゃない感が漂う。

 

 

そして思い切ってこう。

 

でも、なにか物足りない。これを基本にスパイスを足す。

 

ってことで、富士の樹海に撮りに出かけました。

 

 

モノクロ化して、地に敷きましたが・・・

 

ビル街の風景とぶつかり、打ち消しあってします。

 

ってことでネガに反転。と、これで完成。

 

 

裏は、ビルを取っ払って、ポジに。ちなみに拡大率は表と同じ。

 

最終的には、文字をセンター合わせにして完成という具合。

 

こちらが裏 完成版

 

写真選びと同時に、タイトルの文字も大事です。

たとえばトメハネのある明朝系は情緒的。太目のゴチックだとインパクト。ゴチックも細めになるとクールな印象に。文字そのものが持つベクトルは、ジャケットの印象に大きく影響します。選び間違えたら台無し!

 

文字関連も、同時に選別。

 

あらかじめ、合いそうなものに当たりをつけイラストレーターに打ち出したりして・・・

ウエイトや字間の調整は、最終的にジャケット上にてバランスをとります。

 

僕のキャリアのスタート時代、浅葉克己デザイン室でよく仕事させてもらっていて、そこで上坂さん、高田さん、福島さんといったデザイナーのみなさんが、それはそれは日夜文字と格闘していたことを間近で見ていたので・・・

ポスターなら最終的にポスターのサイズで調整する。字間調整は写植、78級くらいの大きさで・・・とか。当時見た、そうした仕事ぶりから、タイポグラフィーの本などを読み漁って、なぜこうなのかを自分なりに理解しながら仕事してた。

写真だけ撮ってればいいという考えは、まったくない。何かに関わったときは、その中から拾えるものはとことん拾う。そんな感じでやってましたね。

ま、おかげで器用貧乏の一丁あがり〜〜なのだけど。 

 

 

 

 


 

| Photographic education | 00:13 | comments(0) | - |
ROCK YOU 関連〜水谷式企画構想の手順〜

 

 ROCK YOUのプロモーション展示に出展した4作品について、制作プロセスに関して少しお話します。「製作」ではなく「制作」ね。つまり着想から思考を形にしていく段階の話。

 

今回は、新たにレコードジャケットを4作品分作るという命題なので、手持ちの写真を使ったとしても、純然たる新規の制作といことになります。

額装して写真を展示ということとは事情が違っていて、楽曲を作ったアーティストの存在があるというところをおさえておかなければなりません。つまり企画GOが、自分だけの納得ではないということ。(仮想ですが、そのように仕事と同じレベルで考えました。)

 

根本的な仮想:レコードジャケットのリニューアルという案件。その依頼を受けた。

ということね。

 

まずレコードジャケットとしての機能、役割をあらかじめ整理して企画構想に入ります。この初期段階をおろそかにすると、企画構想がブレブレになる恐れがあるので、とても大事です。

 

レコードジャケットとは何か?

「レコード会社の予算を使い、楽曲のアーティストの想いを受け止め、店頭にて存在を問うパッケージである。」ということ。インディーズの場合だと、予算の出所がアーティスト自身か、パトロンということになります。

この前提で考えると、具体的な製作に入る前の段階で、それらの人たちの承認を得る必要があります。ですから、なぜこうなのかというところを言葉の説明だけで理解してもらわなければならない。

今回は、あくまで仮想ですが、セオリー通りにここから固めました。

 

もうひとつ、初期段階で決めておくこととしては、「なぜ、リニューアルするのか?」というそもそもの問いかけに対する答えをしっかり用意すること。

と、少し大袈裟な感じもしますが、実はけっこう大事なんです。

 

 いよいよ構想に着手するわけですが・・・・

まず、A4程度の紙(僕は主にコピー用紙を使います)に、事実関係と思いついたことを書き出していきます。

 

THE FORESTメモ

 

 

 

DEATH AND THE FLOWERメモ

 

 

 

FORE SEASONSメモ

 

 

 

MEZZANINEメモ

 

 

紙はヨコ使い。センター付近にタイトルを記して、右側に事実関係など、すでにわかっていることを中心に書き始める。疑問点なども書きつつ、思いついたことやその疑問に対する答えなどは、矢印をひっぱって書いたりします。

左側には、このアルバム固有のことに限らず、レコード会社の事情を想定したり、リニューアルする必然性などを想定していきます。

後は、レコードのライナーノーツから拾った、アーティスト本人の言葉(詩など)や評論家の言葉などで気になったものを書きとめたりします。

そして、レコードの製作発表された年代の世相に目を通しました。これは、リニューアルする2017年を意図するためにも比較として当時を知る必要があると考えたからです。

 

このメモ書きは、構想の基本になるので、常に持ち歩き、なにか気づいたときは追記したりして日常を過ごします。

 

このように思いついたことは、可能な限り言語化してメモします。

なぜ言語化が必要か・・・・ですが、、、つまり具体的な製作に入っていけるGOサインをアーティストやパトロンから得なければならない。完成品を売るのではなく、アイデアや僕自身の熱意をプレゼンして予算を引き出す必要があるからです。

 

その他の準備としては、歌詞がある場合はそれを和訳して読んでみる。そもそも意味が良くわからないタイトルの場合は、そこを明らかにして理解を深めます。今回では、MEZZANINEが当初まったく意味不明でした。単純に言葉の意味を調べても、なんだか意味不明でしたが、国際結婚してイギリスで暮らす方に聞いたり、和訳した歌詞を読んでいるうちに、含まれた意味のようなものがおぼろげに見えてきました。

 

MEZZANINE歌詞

 

楽曲は当然、フレーズが鼻歌できるレベルまで聴きこみます。っていうか、とにかく家にいるとき車で移動中など、常に今回の4アルバムが流れているといって2ヶ月だったかな。

 

ここまで来ると、そろそろどんな絵柄がいいのかという辺りが見えてきます。手持ちのネガやデジタルデーターをひっくり返す日々に突入です。もちろんイメージにフィットするものがなければ撮影しなければなりません。今回は、FORE SEASONSの卵とTHE FORESTの表1に透かしと表2の森(同じもの)が新規撮影でした。

つづく

 

概ね仕事や企画書を作る前段階などでずっとやってきた方法なんですが、モヤモヤを晴らし、やるべきことを明らかにしていく上で、とても有効な方法です。

おそらくみなさんもなにかこうした手順をそれぞれがお持ちなんだと思いますが・・・

僕は、常日頃、こんな感じでやっています。

なにかしらの参考になれば幸いです。

 

次回は、個別に詳細解説をしようと思います。

 

 

| Photographic education | 07:00 | comments(0) | - |
ROCK YOU 続報5 プロモ展示終了〜

 

 

 表参道のピクトリコ・ショップ&ギャラリーで開催されたROCK YOUのプロモーション展示は、無事終了いたしました。

見に来てくれた方が、その場で出展を決断されるケースもあり、楽しくも有意義な展示だったんじゃないかと思います。

 

僕ら4人にとっては、なかなかの挑戦だったなぁ〜 4枚のアルバムが出揃ったのが展示開始日の2ヶ月前。余裕じゃんっとか思ったんだが、、、冷静に考えると裏表で8枚を仕上げなければならない。

そして同じテーマに4人で挑むってことの意味合い。その大きさに気づくにさほどの時間はかからなかった。

結果的には、見事4者4様の個性が出揃った。

 

こんな風に作れるよ〜ってサンプルとしては、もちろん申し分ない。それどころか、ひとつの完成された作品としても見応えのある展示になったように感じています。

ともかく、難しく考えることはありません。課題アルバムを選ぶか、自由に自分の好きなものをやるか、どっちでも大丈夫。ぜひ、エントリーして一緒に京都高台寺で展示しましょう。

 

京都展示の後に、希望者は東京カロタイプでも展示します。

カロタイプでのレセプションは、応募作品の中から、優秀賞だの招待作家個人賞だのを選出します。なにかしらの賞品も出したいと思ってます。

写真がやれる大きな可能性。それをもっとも有益な形で歴史を刻んできたレコードジャケットというメディア。ぜひチャレンジしてください。このチャレンジは、かなり面白いですよ〜

 

エントリーにあたっての質問や製作に関する質問は、僕ら水谷充、安達ロベルト、大和田良、セイリー育緒の4人に、お気軽にどうぞ。

 

 

 

ご協力いただいた、ピクトリコのみなさん。

テクニクスのみなさん、改めて御礼申し上げます。

 

さて、楽しい年末年始だね。

楽しいことで、めっちゃ忙しくしようぜ!
 

| Exhibition | 19:11 | comments(0) | - |
ROCK YOU 続報4 プロモイベントのご報告

 

ROCK YOU 2018 プロモーションイベント、盛況でした。

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

 

僕のメッセージ動画でもしゃべっていますが、作家4人が選んだ4枚のアルバムを各自どの様に仕立て直したのか、今日明日とあと2日間展示しています。ぜひ見に来てください。エントリーを考えている方には、ヒント満載です。

 

それにしても、お互いに示し合わせたわけでもないのに、見事に異なったスタンスで製作にあたっています。面白いもんですね〜 ジャケット1枚作るって事に対するアプローチ。実に様々な方向から取り組めることを実証してますね。

 

安達ロベルト氏は、アートディレクターやデザイナーのようなスタンスで、4枚に共通の匂いをつけています。大和田良氏は、フォトグラファーとして極めてピュアに、音のイメージのビジュアル化というスタンス。セイリー育緒氏は、フレッシュな美大生かの如きアプローチ。僕は、アルバムそれぞれのバックグラウンドを加味してヒットさせたいプロデューサー的スタンス。

プロモーションとしては、バッチリな展示内容です。見応えのあるアルバムが16枚そろっていますよ。見に来て損はさせません。

 

本番展示の意味合いってあたり、大和田氏もメッセージの中で触れていますが、まさに京都高台寺北書院という展示場所の意義は、とても大きなポイントです。

写真を観に来るつもりの人がやってくるってだけじゃなく、旅行者、それも諸外国からの旅行者や学生さんなど、様々な人が出合いがしらに展示されたものを観る。なんだかワクワクしますね〜

もっとも、広告におけるポスターなどは、そもそもがそういった役割の存在。人の目を惹き付ける魅力を、どうやって作品に仕上げていくのか。やり甲斐満載だなぁ〜としみじみ思います。

 

エントリーまだまだ絶賛受付中です。

プロモーション展示にこれない方も、またこのブログなどで情報を発信していきますので、時々チェックしてくださいね。

 

僕個人としては、サイトにメッセージを寄稿いただいた音楽プロデューサーの立川直樹さんに20年以上ぶりにお目にかかれたのが嬉しかった〜。80年代にいくつかお仕事をご一緒させていただいて、キリンアートアワードのご招待もらったりしつつ、、なかなか再会叶わず2017年って感じだったのです。

 

イベント当日、テクニクスのハイエンドオーディオを持ち込んでくれたパナソニックの方々も、展示やトークを楽しんでくれました。音楽に携わる人って、みんな音楽周辺の様々にしっかりと高い意識で目を向けている。楽器やってるって人も多いしね〜

マジ、音楽業界も注目のROCK YOUな雰囲気が漂って来ましたよ〜(笑)

 

写真を作ることの先にある写真だからこそやれること。そんなもんが僕的にこの企画の美味しさだと思う。

ぜひ、一緒に展示しましょう!

 

ROCK YOU 2018

https://rockyou-photo.com/

| Exhibition | 07:52 | comments(0) | - |
誕生日とROCK YOU!

 

11月18日 58歳の誕生日を迎えました。

まだまだガキのような日々を過ごしていて、なかなか落ち着きません。いつもどこかを目指しているような気もしますが、ただ流れに身を任せているようでもあります。

まぁ、自分のことは自分じゃよくわからないってのが本音。

これでいいのか、いや、間違ってるのか。そういった自問自答には飽きてるんだけれど・・・それでもなんとなく他人の目を気にしてしまう。社会生活を営む者の宿命かもしれない。ただ、昔ほど他人と比較して嫉妬したり優越感に浸ったりってことはなくなったなぁ〜 さすがに無意味だって気づいたんだろうね。

 

しかし、実にあわただしい11月でした。

このところ頻繁にポストしている、ROCK YOU展への取り組みが、仕事の日程と絡み合って凄いことになっていました。オープニングイベントが終わり、今日から12月2日まで展示。やっと少し余裕が出来て、このようなご挨拶が書ける状況になってきた。

自分史のこの時代にあって、このようにやることいっぱいなんて日々を過ごせるって、しみじみ幸せだと思う。まだまだ悩み苦しんで何かを生み出していく。このワクワク感が、死ぬまで続いたらいいなぁ〜 

 

ROCK YOU 2018 招待作家4人からのMESSAGEです。

 

セイリー育緒(主催)

 

 

安達ロベルト

 

大和田 良

 

水谷 充

 

公募されるみなさんとの展示は、来年2月9日から京都高台寺 北書院です。

きっと素晴らしい体験になるだろうと思います。

一緒に楽しみましょう!

 

そして改めて、誕生日メッセージを頂いたみなさん。

ありがとうございます。

益々、精進します。

| Exhibition | 11:08 | comments(0) | - |
ROCK YOU 続報その3 ジャケット製作手順動画など

 

 


A3ノビSIZEの紙を使って製作する方法です。

 

 

推奨インクジェット・ペーパーについて

 

 

ピクトリコさんの協力による、インクジェット・ペーパーのテストを実施。その感触を現場から生の声でお届けしますよ〜

完成エントリーの方は、各自お好きな紙を使っていただいてけっこうなのですが、データでのエントリーは、5種の推奨ペーパーから選択していただきます。

指定の紙は、以下のとおり。

 

ピクトリコPRO スムーズフォトペーパー
ピクトリコPRO フォトペーパー
ピクトリコPRO ソフトグロス
GAEKKO パール・ラベル
GAEKKO ブルー・ラベル

 

ともかく東京近郊エリアにお住まいで、お時間の許される方は、11月26日、28日〜12月2日 東京表参道ピクトリコ・ショップ&ギャラリーのお越しください。

ご質問などにもお答えできるかと。

 

 

| Exhibition | 18:41 | comments(0) | - |
「緊縛」は、MEZZANINEかも!

 

 

 11月17日、緊縛師・荊子さんとの「大人の学校公開講座」盛況でした。

まずは、ありがとうございました。

 

緊縛、SMという少しばかりマニアックなお題目でしたが、とても多くの方が熱心に耳を傾けてくれた。なんとなくホッとした気分。

僕自身はSMの、いわゆる中の人ではありませんが、無縁ではありません。そんなところから、できるだけ日常に反映できる形で話を聞きだせればいいなぁ〜というのが密かな狙い。

実際、話が進んでいくと、僕の本業である写真に共通点が多い。とくに撮影者と被写体との関係性がSMにおける関係性とかなり似通ったところがあるね。僕にとっては、自分を知る手がかり満載のトークショーだったかなぁ〜と感じています。みなさんにとっては、いかがでしたか?

 

 「大人の学校」は、概ね二ヶ月ごとに、様々な男と女のちょっと裏的お話をテーマに開催されています。僕もまた登場する機会もあろうかと。こちらでも情報を流していきますので、ぜひ一度お越しくださいね。

日常と薄皮一枚で背中合わせの非日常。そんな領域での悩みなども氷解する手がかりがあるかもしれませんよ。

 

 

 

翌18日が僕の誕生日だったので・・・・

 

 

主催者のアツシさんにケーキのサプライズを頂きました。

感謝!

 

 

それにしてもやはり、SMをサディズム、マゾヒズムの略と考えるよりSlave、Masterの略と捉える方が僕的にはしっくりくるなぁ〜 そもそも、サドマゾの性質こそ表裏一体。自分の資質をどSだ、どMだと決めてかかってしまっては、可能性の扉が開かない気がする。

相手によって、また様々な局面によって、いろんなもんが顔を出す。それこそが情緒豊かな人間ってもんだ。

自称どSに限って、本性はMが強めって人、今までにいっぱい会ってきたなぁ〜(笑)

どっちでもいいんじゃね?

 

しみじみ緊縛は、機能拡張的なものって思う。まさにMEZZANINE。

ROCK YOUの課題のひとつが、見えてきた晩でした。

 

 


 

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