写真・映像制作人 水谷充の私的視線

〜「見てきたもの」記録装置 カメラがくれた宝物 〜
和服の世界に触れる

 

 

 新宿から1時間少々で行ける武蔵五日市。ご縁もあってすっかりお気に入りのエリア。今月も、30日に着物撮影を担当します。

僕としては、楽しみつつもある意味でチャレンジ。

日本に生まれてずっと生きてきたわけだけれど・・・どれほど和服に親しんできたかと問われると、やはり黙ってしまう。正直言って未知の分野と言ってもはずれじゃない。

 

99年に出版した「匠の姿 Vol.1衣」制作の折に、東京手書き友禅と藍染を取材している。3年半の取材期間に幾度も訪れた職人さんの工房。反物に柄が定着する仕組みやその仕事ぶりは、息を呑む感動モノであった。そもそも着物として仕立てあがったときに、絵柄として必要な場所に美しい形になるようなつくり。実に繊細で誠実な仕事だと思った。

まぁそういった意味では、断片的な知見ではあるけれど無縁ではない和服の世界。それを楽しみつつ実用的に着こなす方のなんと多いことか。それは正直言って、まったく意識していなかった。僕自身が、和服と無縁に過ごしていただけで、実に豊かな世界が広がっている。それは、前回8月のイベントでも感じ取ることが出来た。そしてなにより、美しく楽しげな世界。

 

やはり幾つになっても、新しい領域との出会いはワクワクするね〜

 

そんなわけで、30日も楽しんで過ごしたいと思う。おっと、しかも五日市一番の大きな祭り「阿伎留神社 例大祭」の最終日でもあるそうだ。これもあわせて堪能したい。

 

 

 

秋川を見ると、帰ってきたような気持ちに、、、少しずつなってる気がする。(笑)

馴染むというのは、こういう感覚なんだろうな。

 

詳細はコチラ。

五日市 体験茶や 壱番館祭り! イベント告知

 

| Recently | 09:41 | comments(0) | - |
五日市 体験茶やにて、撮影します。

 

 

間際になってしまいましたが・・・

今週土曜日、26日 武蔵五日市にある『体験茶や』で毎月開催されているイベント『壱番館祭り!』の参加します。浴衣を着付けしてもらって秋川渓谷を背景に写真撮りますよ〜という企画です。

 

まずはこの五日市 体験茶やってところが、そもそも素晴らしい場所なんです。友人の坂本司氏が店主。そして企画の仕掛け人。まずはどんなところかご覧になってください。

そして、今週土曜が無理だったとしても、ぜひ一度訪れてみてください。

 

夏の間ですと、手作り塩トマトシロップのカキ氷が絶品です。

 

五日市 体験茶や

http://taikenchaya.com/

 

Facebook内イベントページ

 

| Recently | 13:47 | comments(0) | - |
時代を吸収し変化すること

 

津村耕祐「PUZZLE WEAR」

HM:高橋 精

 

FINAL HOMEで服飾と住居の境界を曖昧なものとした津村氏の新らたなコンセプトPUZZLE WEAR。ある形のピースを組みかえることで、様々に姿を変える。服のようにもなり、家具調度品のようにもなり、また急場をしのぐ住居のようにも変容する。

今回、このPUZZLE WEARを人に着せて撮影しました。

津村氏とのセッションは、10年ぶりくらいだろうか・・・

相変わらずキレのよい、彼が生み出すコンセプト。楽しく刺激的でした。

 

 

 

 

撮影していて、深いところでFINAL HOMEと繋がっているように感じたなぁ〜

時代に合わせ、いろいろな物、事を取り込んで、増幅し変体するコンセプト。

 

写真は、FINAL HOMEプロトタイプ。

1992年 GQ誌掲載のための撮影したもの。

 

この当時から、境界を曖昧にする視点がとても興味深かった。

そして津村氏のコンセプトは、人の生活にグッと入り込んでいる。そういうところがとても好きだなぁ〜 異形のこけおどしではない、ある意味実用性すら持っている面白さ。

だからこそ、時代の移り変わりを吸収し形を変えながら生きつづけているんだと思う。

 

今、国立近代美術館で開催中の企画展

「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」展

http://www.momat.go.jp/am/exhibition/the-japanese-house/

 

日本の建築家56組の住宅建築が、図面・写真・模型などで展示されていますが、、、

こちらにも、FINAL HOMEが展示されています。

まさに「最後の家」

こうした枠組みの中で存在しうるということが、痛快です。

 

そして組み変わる服「PUZZLE WEAR」

こちらも、プチプチ(緩衝材)で作られたピースを自らいろいろと組み替えて空間づくりを体験できるワークショップも開催されているようです。

毎日ではないので、美術館へお問い合わせを。

 

しかし、、、しみじみコンセプトって、思いつきでヘンテコなことするっていうんじゃないよなぁ〜と思うのでした。

時代に飲み込まれない、本質的なところにズバッと突き刺さっていかないと・・・消えてしまうんだよなぁ〜

 

 

 


 

| ART | 21:37 | comments(0) | - |
都市の形

1991年 池袋6差路付近のビル屋上から北東方面を望む

 

 今年は猛暑。

連日の暑さで少々バテ気味。

 

写真は、90年代初頭。

まだ高層マンションの類は少ない。

ちょうどこの頃から、ビルの屋上看板の空きが多くなってきた。いわゆるバブル崩壊によって、経済が下降し始めてきたんだと思う。80年代に比較すると、90年代の冷え込み具合は本当に酷いもんだった。それでも、リアルに自分の身近なところが荒んでくるまでには、もう少し間がある。きっと株だとか投資の世界にいる方々には、なんだかヤバイという空気は流れていたんだろう。銀行の統廃合や山一證券の破綻は、90年代中頃。ジワジワ、、本当にジワジワだ。

 

そうそう地上げ失敗で、街のいたるところにコインパーキングが登場するのもこの頃だね。コインパーキングの狭間に残ってしまった古い家屋。壁同士が密着した古い街並みは、両隣がなくなってしまうととても無残な姿。

しみじみ都会の変化は、経済の浮き沈みと連動している。

 

 最近の東京はどんなだろう。築地の移転問題。国立競技場の立替などオリンピックを見据えた様々が動いている。湾岸エリアをはじめとして東京各地には、尋常じゃない数の高層マンションが林立している。商圏の真っ只中に、居住用のマンションが多いというのは、やはり景気が悪い証。居住用マンションは、相続対策などである程度売り上げも見込めただろうが・・・それでも中層階には空室が目立つ。値段は高いが資産価値も高い高層階や比較的安い低層階に比べ、中層階は不人気だと不動産関係の友人に聞いた。

 

 いろいろな意味で、これから先の変化が楽しみだなぁ〜

東京、、、どんな姿になるんだろうね。いずれにせよ人口は減少に転じ、賃貸物件の空室はすでに増え始めている。本当にどうなることやら。

政治の責任だ〜と言ったところで、どうもならんね。

ともかく国の形を維持したいのであれば、武装より少子化を止めることと。そして食料自給率を上げること。外国人に土地を売るってのも、どこかに歯止めが必要だと思うなぁ〜

水源の保全とライフラインの死守。どうも、そのあたりあまり力が入ってない気がするなぁ〜

 

| Recently | 20:02 | comments(0) | - |
走馬灯作り

 

1985年 湾岸エリア(現在のお台場海浜公園)

 

 先日来、ネットで公開しようと古い写真のデジタル化を進めている。スキャンが済み次第、先行してFacebookにアップしている。これ、実に楽しい。過ぎ去った日々を思い返すと同時に、時間が経過したからこそ生まれてくる写真の旨味を改めて思い知っている。

ことあるごとに言っていることなんだけど、僕は死を強く意識して生きているようなところがある。写真は、間際の走馬灯を具現化しておく方法として都合が良い。なんだかそれを早めに実証しているような気分だ。

撮る際に、目的が何であるのかは、この場合まったく関係がない。仕事であろうがプライベートの時間に適当に撮ったものであろうが、まったく走馬灯の役割としてはイーブンだと思う。自分自身の体験であるというところがすべて。

「写真作品を創作してます」的な意識は、まったくない。人や事象と関わり、体験し、そして関わりが形を変えながら継続していくことがとにかく楽しい。

僕にとっての写真は、しみじみそういうことだと思う。

 

 そうした限りなく私的な目的で撮られたものであっても、同世代に生きる人には共感を持って受け止めてもらえる。それは、ひとえに写真の持つリアリティの賜物なんだろうね。

この場合、なにが写っているのかがとても重要だとは思うけれど・・・それでいいんだと僕は感じている。「僕の作品」という意識ではない。つまり写真を見せたいのではない。写っているものやそこにある時間感覚を見せたいんだな。それを人と共有できたら幸せに感じるんだよね。

 

 ノスタルジーは、写真の持つ宿命的特性だね。まさにそれこそが写真といえるほどに。であるがゆえに走馬灯の意味を持つ。これ、動画じゃダメなんだよ。動画だと追体験するのに実時間がかかるでしょ?写真は、一枚で膨大な時間が封じ込められている。もちろん観る人しだいで、その分量は自在に変化する。本当に面白い。

 

 あれ? なんか書きながら気づいた。

そもそも生きていくことは、死んでいくこと。

だから日常のすべてが走馬灯作りかもしれないなぁ〜

 

 

※※※ブログを書きながら、小林麻央さんの訃報を知った。

早すぎる仕舞いに、他人の僕でさえ胸が痛む。

ご家族の胸中を考えると、言葉が見つからない。

 

どうぞ安らかにお休みください。

 

 


 

| A View of Photography | 13:15 | comments(0) | - |
女流官能小説家の二人が語る

明日は、大人の学校です。

官能小説家・深志美由紀さんがゲストを招いて熱く語る深志ゼミです。

 

「美しく官能的に生きる!――モテ癖を付ければ未来は明るい」
 恋愛やセックス、婚活、人付き合いなどに思い悩む方へ、美しく官能的に生き、モテ癖をつける秘訣をお教えてくれます。
今回のゲストは、蒼井凜花さん。元CA、モデル、六本木クラブママを経て現在は、官能小説家として活躍しています。艶やかに生きる女二人が、“モテ”に関して何を語るのか、とても楽しみです。

 

 

 

[日時] 2017年6月17日(土) 開場・13:30 開始・14:00 終演・16:30(予定)

[会場] Live Wire HIGH VOLTAGE CAFE
     東京都新宿区新宿5丁目12-1 新宿氷業ビル3F(1F割烹「いちりん」右階段上がる)(Googleマップ)
    ・都営新宿線「新宿3丁目」駅 C6〜8出口から徒歩5分
    ・丸ノ内線・副都心線「新宿3丁目」駅 B2出口から徒歩8分
    ・JR線「新宿」駅 東口から徒歩12分
 
[料金] 2000円 (当日券500円up)

終演後、出演者を囲んでの懇親会があります。(約2時間/3500円/フリードリンク+フリーフード)
お時間の許される方は、ぜひ!

本編から零れ落ちた話を、直に聞ける機会です。

詳細及び申し込みは、下記へ

http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=116536340

| Recently | 03:46 | comments(0) | - |
撮影者晩年への終活

                      1983年 沖縄

 

 このところ時間を見つけては、昔撮った写真のデジタル化を進めている。「なんか大きな病気でも?」と心配してくれる人もいて、僕としては苦笑い。そういったことではなく、あくまでも見てもらいたいということなんです。

 

 時代の流れは、特にテクノロジーの面で急激です。僕の世代は、フィルムからデジタルへの変化の直撃を受けている。積極的に移行した人、戸惑いながら移行した人、かたくなにフイルムでやっている人、様々いるなかで僕自身はどうであったんだろう。いろいろと過去を回想すると、けっして積極的デジタル移行派ではなかったように思います。

広告や出版といった印刷媒体を中心に仕事をしていると、そうした変化と無縁でいられるはずもない。印刷工程の現場からの要請もあって、今主流であるものを順次取り入れていったというのが正直なところ。

 

 極論ですが、デジタルかアナログかというのは単なる保存方法のこと。保存方法が異なるのだからプロセスも異なるってのは道理。暗室でやっていた作業がコンピューター作業へと大きく形を変えた。これは音楽の世界でも同じ。写真や映像の世界よりも一足早く、変革とゆり戻しという事象が見て取れる。

当たり前のことだけど、人が創り人に向けて表現する。常に人との接点は、アナログ的な物質。写真もネガを見ればプリント後の姿がリアルに見える。陰影が物理的に刻まれているネガは、やはりとてもアナログ的な存在なんだと思う。

これは音であっても同様で、たとえばCDの盤面を眺めてもそこから音楽を感じることはできない。だけどレコードの黒い盤面に刻まれている溝の集合体には、あきらかに音の強弱などが密度や形からイメージできる。よく知っている曲のレコードを一度眺めてみてほしい。とてもリアルに音楽の形が見えるんじゃないかと思う。

そう考えるとDAコンバーターの様々な進化は、デジタルによって失われたなにかを取り戻そうとする行為かも。めっちゃ高価な機材を使っても、ある部分アナログレコードのそれに勝てないところがある。まったく質の悪い冗談のような話。写真も少し後追いで、同じようなことが進行しているように感じるなぁ。

 

まぁ、プロセスの話はいいとして、「人が創り人に向けて」ということだから、プロセスや保存方法が変わろうと基本的にまったく変わらないもの(価値観)がある。「誰が誰に向けて何のためにどう表現しているか」僕はこれをどのように構築するかに尽きると考えている。

 

 撮影者としてのキャリアも、そろそろ後期に突入だ。成功も失敗も山ほど体験し、あ、いや失敗に関してはリカバリーをしてきたからとりあえず今消えてないということなんだけど・・・

つまりね、これまでやってこれた様々を、いろいろな形で残し伝達して行きたいと思い始めているんだなぁ〜。

 

本サイトもリニューアルして、ガキのころに撮った、まだまだへたくそな写真をどんどん見せていこうと思う。技術的に未熟でも、なにかキラりと光るものがあるのだろうか? 自分でデジタル化しながら、若いなぁ〜と少し気恥ずかしい。だけどきっとその中に面白さと、ちっとは役に立つ何かが見つけられるかもしれない。と、そんなことを考えている今日この頃なんです。ま、撮影者晩年への終活だね。絶対くる終わりに向けて、どう生きるか腹が決まってきた感じ。

 

 

 


 

| A View of Photography | 16:00 | comments(0) | - |
知り過ぎない力

 

 人間社会にある様々な技術は、人間が便利になるためのものが多い。まぁ〜当たり前なんだろうが・・・ そのために他の動植物、昆虫を犠牲にするのは、結果として人間自身のためにはならない気がする。

 

 自然の多いところに出かけて、「あ〜美しい」と感じるのも、相対としての都会的カオスが心の底にこびり着いているからだ。やはり表現というものは、日常の生活環境とは無縁ではない。それは、観る側にとっても同様のこと。自分自身やその周囲、またさらに現世全体をも俯瞰する視点が欲しい。

もっともそんな視点が備わっていないからこそ、安穏と「表現やってます〜」と言えてしまうのかもしれない。

 

もっともっと強い人になりたいと、時々思う。

それは、もしかすると知り過ぎない力がもっとも有効かもしれない。

現代社会は、糞も味噌も一緒に情報の渦みたいなところだ。

 

本日は、アンデパンダン展トークショー 18時からスタートです。

https://ngp-independant.tumblr.com/top

 

ぜひ、お越しください。

ズバズバしゃべります。

| - | 15:06 | comments(0) | - |
5/3からアンデバンタン展!!

 

 

「第10回 NGP アンデ パンダン展」

 

会期:2017年5月3日(水)〜5月14日(日)

   11時〜20時(最終日5月14日は18時まで)
   5月8日(月曜)休館日

   https://ngp-independant.tumblr.com/top

 

会場:アートコンプレックス・センター・オブ・東京 地下ホール

   東京都新宿区大京町12-9

   http://www.gallerycomplex.com/

   Google Map

   東京メトロ 四谷三丁目駅、もしくはJR信濃町駅下車

   外苑東通り、両駅の中間点にある左門町交差点(T字路)路地へ。

   しばらく直進した左手。レンガ造りの洋館です。

 

主催:NGP Salon des artistes independants

     (略称:NGP Foto、代表:金子龍玄)

 

水谷も出展します!

写真、絵画、イラスト、立体など、様々なジャンルの作品が競演する展覧会。ということで作家それぞれの個性がぶつかり合う場所には、どんなエネルギーが生まれるのでしょうか。とてもワクワクする展示です。

 

僕は、Hair&Make up artistの盟友 高橋 精氏と一緒に実験的作品を撮り下ろししました。モデルとして、やはり友人のNat Ishidaさんが参加。3人のコラボレーションを展示します。

 

会期中いくつかのイベントも用意されています。

★アンデパンダンバー 〜Salon des artistes indépendants Bar
5月6日(土曜)18:00〜

〜写真映像制作者 水谷 充氏を迎えて 出展者とゲストによるギャラリートーク 
18時から会場がバーになります。水谷 充氏を囲んでアートへの想いを皆で語りましょう。

★作品、ポートフォリオレビュー
5月7日(日曜)15:00〜
恒例となった公開のポートフォリオレビューを今回も行います。出展者は2000円、出展されていない方も3000円でレビューを受けることができます。昨年同様、レビューを受けるかたの作品を巡りながらのレビューです。レビュアーは数々の写真家、アーティストをプロデュースされてこられた Interart7 代表の 小林 貴氏とArtComlexCenter of TOKYO 代表の式田譲氏をお迎えします。

★エキシビションパーティー
5月13日(土曜)1 7:00〜
第16回日本演奏家コンクールの弦楽器部門コントラバスチャンピオンの浅野ありさ氏と一音入魂合唱団の伊東史隆氏の監修によるクラシンク音楽のコンサートとオーガニックスパイスの専門店 VOXSPICEのレシピを担当する山田芙実子監修、モンマルトルと四谷三丁目を繋ぐパーティー料理によるオープンハウス形式のパーティー。クラシック音楽は昼間から会場リハーサルも含めてBGMとしてもお楽しみいただけます。持ち込み大歓迎のどなたでも参加いただけるパーティーです(一部有料の飲食商品もございます)。

孤蝶さんの似顔絵コーナー
5月3日、
5月4日、5月5日、5月6日、7日、13日、14日

1枚につき500 円。土日祝日に開催します。

●高橋 麻美(mami -bpf)さんのヘナアート体験コーナー
5月6日、7日、13日、14日
各週末に開催します。

 

ということで、僕は5月6日18時からトークショーに登場します。

写真のみならず、アート界隈全般を俯瞰しつつ、ざっくばらんにお話します。出展者の方々やお客様からも、いろいろとお話を引き出してみたいと思います。ま〜よくしゃべる司会者という位置づけでやれたら楽しいんじゃないかと目論んでいるところ。

みなさん、どうぞよろしくお願いします。

 

  

| - | 16:25 | comments(0) | - |
隣の芝生?

 

写真は、三重県のとある山間部で出会った景色。

 

 取材など地方へ出かけるときは、片道600Km程度までなら車で行くというのが僕のパターン。機材の運搬が楽なのはもちろん、運転中目に止まる道程の様々がかなり楽しい。「特別などこか」というのではない、各所の日常。観光化などのいわゆるよそ行きではない、そこに続く営み。そうしたものに触れる機会は、とても貴重だ。

オッと気持ちが動いたら、車を止めて少しそこいらで過ごす。もちろん写真を撮ったりもするのだけど、ただ近くを歩いてみたり、橋の欄干に座って呆けてるだけのときも多い。

移動に関する基本的ルールは、なるべく小さい道路を行くこと。広域農道や山間を縫うようにめぐる林道とかが大好物。

飛行機のように点と点を繋ぐ移動ではなく、プロセスも含めた線の旅。それは僕の気分にとても合っている。日程の前後は、ほぼ完全移動日になってしまうので、スケジュールに余裕がないと身体的にはキツイ。しかし、この移動日に出会う様々が僕には大事な時間なんだと思う。

おそらく暮らす人には、そこの人なりに様々な苦労があるだろうことは想像できる。東京のように何でもそろっているところではない。通りすがりであるがゆえに、「良いところだ〜」などと暢気なことを言っていられるってのもちゃんと自覚している。それでも可能な限りいろいろな場所を見ておきたいなぁ〜

 

 特別などこかではない。見落としてしまいがちな隣地。

それが僕にとっては特別なことなんだよなぁ。

 

 

 


 

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