写真・映像制作人 水谷充の私的視線

〜「見てきたもの」記録装置 カメラがくれた宝物 〜
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写真だよな〜と、しみじみ。

2016.1.4 新宿歌舞伎町

 暖かい冬。
日中と夜の差が激しすぎて、体がとまどっている!
1、2月は、少しは冬らしい感じになるのだろうか・・・・

 正月は、画像処理の合間に、本を読んだりして過ごした。
友人の出版した本が、けっこう楽しめるので、ちょいと紹介しておこうと思う。

『東京100年散歩』 鷹野晃 海竜社刊
 

東京の昔と今現在を丁寧に比較している。いわゆる定点写真。
ページをめくっていると、江戸が東京に変わり、西洋の文化が流れ込んできている様子にワクワクする。味のある綺麗な都市だったんだなぁ〜と改めて思う。
比較すると、今の東京はかなりさっぱりしているんだね〜 ガラスっぽい外装? 無機質な印象っていうのかなぁ〜
この100年で、得たものと失ったもの。どうも失ったものの方が、大きいような気がする。

昔の写真などの多くは、国会図書館で所蔵管理されている。こうしたものを眺めていると、今の東京も、数年後誰かが懐かしそうに見たりするんだろうなぁ〜と、なんか未来へ気持ちが飛んでいく感覚。
撮る人は、身の回りの日常を撮ったら、ちゃんと発表してアーカイブされていくような配慮をしていった方がいい気がする。
将来へ残すってのも、大事な仕事だと思うなぁ〜。

そしてもう1冊。
『棕櫚の日曜日』 矢内靖史 青蛙舎刊
 

2014年1月に出版されたもので、時々思い出したようにページをめくっている。東日本大震災から1年後、矢内さん自身の生活する福島を捉えた写真で、銀座のニコンサロンで展示したものを本にまとめたものだと聞いている。
静かに強く語りかけてくる写真で、あらためて原発事故ってのは、大変なことだぞ〜という思いを強くする。 本当に写真が静かな分、よけいに重い。

 正月休みのように、世の中の動きが止まっていて、静かな日々ってときは、じっくり本に目をとおすって良い時間の使い方だなぁ〜と思う。
いろいろ考えが、頭の中をぐるぐるとめぐっている。今年をどう過ごすかってあたりにも、良い影響がありそうだ。

しかし、しみじみ 写真 だよなぁ〜

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