写真・映像制作人 水谷充の私的視線

〜「見てきたもの」記録装置 カメラがくれた宝物 〜
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ROCK YOU2018 続報 関連イベント・招待作家による4人展

ROCK YOU 2018 詳細を少しずつお知らせしていこうと思います。

 

まず最初に注目してほしいのは、プロモーションイベントとして設定された11月26日から始まる東京表参道ピクトリコショップ&ギャラリーでの展示とワークショップ。

今回招待作家として名を連ねる僕と安達ロベルト、大和田良、セイリー育緒の4人で、まずはガイドラインとなる制作の手本的展示を行います。

各々これというalbumを選定。それを題材に4人それぞれが4枚のalbum制作に挑みます。

選定albumはこの4枚

 

 

David Byrne - THE FOREST

1974年から活動したトーキング・ヘッズで知られるデヴィッド・バーンのソロ作品。1991年に録音された本作は、荘厳なオーケストレーションによる組曲のような構成で、ラテンやワールドミュージックなど様々な音楽に傾倒し影響された彼の作品の中でも特に異色作といえる。異色ゆえか、あまり評価されていないのが不思議に感じられる。映画製作やパフォーマンスアートなど、多岐にわたる活動やブライアン・イーノとの交流などの影響も感じられ、隠れた名盤ともいえる、とても面白い作品。(選者・水谷充)

 

 

 

Recomposed By Max Richter VIVALDI THE FOUR SEASONS

ドイツ出身のピアニスト・作曲家、マックス・リヒターのアルバム。およそ300年ほど前に作曲されたヴィヴァルティの名曲『四季』を再解釈・再構成。リヒターは、原曲から25パーセントの音楽要素を抽出。そこに新たな旋律を加え、斬新でミニマル音楽として再構築した作品。 ドイツ、グラモフォンが推し進めたネオ・クラシカル路線のひとつで、iTunesのクラシック部門で1位を獲得するなど、クラシック音楽の一般化に大きく貢献した。聴いてみると、ループされるテーマや絡むシンセサイザーによるパートなど、原曲とは異質なニュアンスがとても心に穏やかで聴きやすい作品になっている。(選者・安達ロベルト)

 

 

 

Massive Attack - MEZZANINE

イギリスの音楽ユニット、マッシブ・アタックの3rdアルバム 活動は、概ね1982年頃から。マッシブ・アタックとして確実なものとなったのは、本アルバムがリリースされた1998年。Electronica/Danceジャンルの音楽として語られることが多い。そのサウンドはへヴィでダークな浮遊感が特徴的。サンプリングを多用したサウンドがイメージの中心であったが、『メザニーン』はよりロック色が強い。国際的にも評価を得て、全米チャートに登場した初めての作品となった。メンバーは流動的ゆえにバンドというより音楽ユニットと称するほうがしっくりくる。(選者・大和田良)

 

 

Keith Jarrett - DEATH AND THE FLOWER

日本でも人気の高いアメリカのジャズ・ピアニスト。本作は、1974年にアメリカンカルテットを率いて録音されたアルバム。邦題「生と死の幻想」は、祝祭か葬送かと感じられるほどのスピリチュアルな香りを放つ。「私達はもっと花のように努めるべきである。彼らにとっては毎日が生の体験であり、死の体験でもあるから。」 は、ジャケットの見開きに添えられたキース自作の詩の一節。死生観に向き合った作品が多く作られているが、その中でも死の側からストレートに向き合ったのが本作だといえる。同年に録音された生の側から向き合ったTreasure Island を合わせて聴いてみるとより鮮明にメッセージが見えてくる。 (選者・セイリー育緒) 

 

これらを僕ら4人がどの様に料理するのかをぜひ楽しみにしてほしい。

初日、26日には制作裏話やROCK YOUの楽しみ方など、ざっくばらんに徹底トークします。

スケジュールはこちら。

トークイベント11月26日(日)16:00〜17:30
音楽と写真についての持論、展示された互いの作品、そしてROCK YOU 2018について、4人の写真家が徹底的にトークします。参加費無料。
レセプションパーティー11月26日(日)18:00〜20:00
参加費無料
そしてこの日は、ワークショップも予定されています。
ワークショップ
〈要予約/参加費10,000円(ROCK YOU エントリー料含む)〉11月26日(日)13:00〜20:00(トーク時間を除く)
ワークショップでは、ROCK YOUの展示に必要となるオリジナルのレコードジャケット制作を行います。受講者はジャケットに仕上げたい写真データの候補をお持ちください。ジャケットには表裏があり、両面をイメージする必要があります。また、セレクトのアドバイスもいたしますので候補点数は多めにお持ち頂けると良いと思います。
規定だの目的だのという枠があることが、実は発想に豊かさを与えてくれる。より自由に、インパクトのあるレコードジャケットを作ってみたい。
ヒリヒリとした緊張感は、やはり素晴らしい作家との共演がもたらす。創り手としてこの場に呼ばれたことを心から光栄に思います。そこに対する感謝は、全力で制作することでしか表わせないという思いです。
ROCK YOU 2018 オフィシャルサイト
https://rockyou-photo.com/

 

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