写真・映像制作者 水谷充の私的視線

〜「見てきたもの」記録装置 カメラがくれた宝物 〜
<< 2019は、挑戦の年? えっ! 今から?? | main | ROCK YOU 2019 京都イベント! >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
リアリティでしょ、リアリティ。

 

コンビニからエロ雑誌の類が一掃されるようだ。

すでに瀕死の状態だったと思うが、これで止めを刺されたってことになるのかな?

ま、元々コンビニで売ってるってのが、ちょっと変だもんね。まともな方向に行ってるってことでいいんじゃないのかな。

 

ともかくコンテンツの頒布は、紙からネットに移行集約ってのが加速していきそうだ。

 

ネットが始まったころ、ここまで依存する社会がくるとは、想像していなかったね。可能性はめっちゃ感じてたけど・・・。思い立ったらすぐ誰もが発信者になれる。凄いよね〜ユーザーが発信者にもなりえる。立場が絶対的なものじゃない。考えてみると、ヒットして当然だったかもしれないね。受け手が一方的に消費のみを強いられるってのとはだいぶ違う。

ただ監督者不在で熟成期間も短い。完成度の高い、、と評されるようなものは生まれにくいかも。いや逆に今までの大手メディアで取りこぼしてた凄いものが出てくる可能性もあるね。出来次第発信だから、凝り性の人なら、じっくり作ったりもできる。

そして見つけるのも評価するのも、ユーザーってのがまた面白い。玉石混合ってのも、まさに今って時代を象徴している。それすら面白いことのように感じる。

Lemonの米津さんのような出現のしかた。PPAPのようなブレイク。まさにネットならではの凄さだと思う。

 

物を買うってのも、よほどちゃんと理由がない限りネットで完結する。

リピート商品以外は、写真などからディテールを判断し、レビューを読んで参考にする。商品写真の重要性は、上がるかも。レビューを書くってのが、仕事になっているような人もいそうだけど・・・・この類は、紙媒体の頃からタイアップ記事ってのがあったけれど、今後は、とりリアリティが求められるのかな。

玄人のコピーライターが間違っていない文章を書くのではなく、強い実感を持ってる人が、荒くても伝わる文章を書く。だな。写真は、いわゆる“シズル感”を出すってのが大事になる。

使う人の想像力を補完する表現。そのポイントを見つけるのは、ひとつの山を越える作業って気がする。今は過渡期。なんだかみんな綺麗綺麗にいじりすぎで、リアリティがない。

リアルで美しい。コレですよ〜絶対。(笑)

 

そう考えると、なんでストックフォト満載の企業サイトがつまらないか・・・・

リアルじゃないからだと思うんだよね。

最近、そこんところ企業も気づきはじめた。Web Siteをしっかり取材撮り下ろしで作りなおす企業も増えてきた。ネット急成長から、いよいよ熟成の時期に入ってきた。

いや〜面白い。僕は今訪れている状況をとても好意的に受け止めてる。まだまだやれることがあるな。

 


 

| Recently | 09:02 | comments(2) | - |
スポンサーサイト
| - | 09:02 | - | - |
いい写真ですね。
僕は「猥褻感」のある女性ヌードが嫌いなんです。
「エログロ」がどうしてもダメ。
この写真は、綺麗に撮れている上に十分「色気」も出ています。
素敵だと思います。

ネット隆盛のせいで、雑誌が厳しい状況に転落していて、
雑誌の記事の質が著しく落ちています。
予算がないため「データマン」がいなくなり、「校閲者」までいなくなりました。
そのため、事実関係に間違いがある記事がかなり増えています。

一方、ネット上に溢れる情報にはいい加減なものが多いです。
政治性のある情報に関して、正しい情報を得ることが難しくなっています。
良くも悪くも、週刊誌・月刊誌は「批判的精神」から書かれている記事が多かった。
そういう記事がなくなりつつあります。
そのため、多くの人々が「フェイクニュース」を信じ、
「現状肯定派」が増えるという結果を生んでいます。

「過渡期」であることは事実ですが、これがネットの本質のような気もします。
多大な利点もありますが、根本的な怖さもあると思います。
| 平島 | 2019/02/14 11:09 AM |

おっしゃるとおりです。ネットは、使う側に取捨選択がゆだねられる。間違った受け取り方で実害をこうむるのは本人。そういった意味ではサバイバル的。
勉強不足を誰も救ってはくれない。一人一人、生きる姿勢が問われる時代。そういった意味でも、面白いと感じています。
| 水谷充 | 2019/02/14 2:01 PM |










     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>
+ PROFILE











+ RECOMMEND
70s原宿 原風景 エッセイ集 思い出のあの店、あの場所
70s原宿 原風景 エッセイ集 思い出のあの店、あの場所 (JUGEMレビュー »)
中村のん(編集),高橋靖子,中西俊夫,藤原ヒロシ,大久保喜市,柳本浩市,ミック・イタヤ,安田あけみ,野上眞宏,牧村憲一,國分紘子,平野久美子,糟谷銑司,田島由利子,橘かがり,松木直也,茅野裕城子,前むつみ,染吾郎,井上伸夫,鳥山雄司,伊島薫,関口シュン,薙野たかひろ,黒木実,マキノユキオ,風間正,白谷敏夫,水谷充,横森美奈子,篠原朗,伊藤悦朗,伏見行介,藤田峰人,石川武志,熊谷正,達川清,山田英幸,山本ちえ,村野めぐみ,マーク・東野,高野(赤松)緑,遠山秀子,白川良行
70年代の原宿は、日本のファッションや音楽にとって、しみじみ重要な場所だったんだなぁ〜と思う。素晴らしい執筆陣の末席に、僕もセントラルアパートの中庭にあったカフェの思い出を寄稿させていただいています。ある意味で歴史書。読んでいるとワクワクする本です。
+ RECOMMEND
トレジャー
トレジャー (JUGEMレビュー »)
藤陵雅裕
JAZZの楽しさを教えてくれる1枚。レギュラーバンドならではの息の合ったプレイが心地よい。
ジャケットのアートワークを担当しました。
+ RECOMMEND
ソニー SONY ミラーレス一眼 α7 III ボディ ILCE-7M3
ソニー SONY ミラーレス一眼 α7 III ボディ ILCE-7M3 (JUGEMレビュー »)

コストパフォーマンス抜群。フルサイズ・ミラーレス時代の基準になる1台かも。
+ RECOMMEND
タムロン(TAMRON) 28-75mm F/2.8 Di III RXD ソニーEマウント用(Model A036)
タムロン(TAMRON) 28-75mm F/2.8 Di III RXD ソニーEマウント用(Model A036) (JUGEMレビュー »)

重すぎず太すぎず。持ったときのバランスも良い。総合力の高いαE用の標準ズーム。僕にとっても手放せない1本。
+ RECOMMEND
マインドスケープ
マインドスケープ (JUGEMレビュー »)
藤陵雅裕
CDジャケットのアートワークを担当。透明感のあるサックスの音色と疾走感が心地よいサウンド。JAZZ SAXの魅力を知るには最高の一枚です。
+ RECOMMEND
自然職のススメ
自然職のススメ (JUGEMレビュー »)
出山 健示,水谷 充
農業、漁業、林業の現場を取材したフォト・ドキュメント。就業情報も網羅した、生き方提案書です。
+ RECOMMEND
匠の姿〈vol.1〉衣
匠の姿〈vol.1〉衣 (JUGEMレビュー »)
出山 健示,水谷 充
衣食住遊祭の全5巻。35人の伝統工芸職人を3年半かけて取材したフォトドキュメントです。資料的価値もあって、1999年の発刊以来、ロングセラーを続けています。
+ RECOMMEND
天使の宝石箱
天使の宝石箱 (JUGEMレビュー »)
小松長生,yumi,オーケストラ・アンサンブル金沢,渡辺俊幸,浦壁信ニ,朝川朋之,佐野秀典,竹内淳
ジャケット写真を担当しました。フルートの素晴らしさ+かわいらしさ。注目のフルーティストです。ぜひ聴いてみてください。
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT COMMENTS
+ CATEGORIES
+ ARCHIVES
+ LINKS
+ Blog People
+ Trackback People
+ MOBILE
qrcode
+ OTHERS
+ SPONSORED LINKS
このページの先頭へ