写真・映像制作者 水谷充の私的視線

〜「見てきたもの」記録装置 カメラがくれた宝物 〜
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
フォトグラファーズ・サミット
 注目の高まるPHOTOイベント、「フォトグラファーズ・サミット」
第三回の日程が決まったようだ。

開催日:2009/1/27(火)
開場/開演時間(現在調整中)
入場料:1500円 (1ドリンク付)
場所:スーパーデラックス(西麻布)
東京都港区西麻布3.1.25 B1F
T: 03.5412.0515 | F: 03.5412.0516
http://www.super-deluxe.com

Photographes Summit

『写真をより身近に感じ、アートとして昇華していくための実験的、野心的なプロジェクトです。新進気鋭の写真家たちが多数参加、大型スクリーンを使ったスライドショー、LIVE形式で作品のプレゼンテーションを行ないます。"写真とは何か"を模索する、新しいアプローチがここから始まります。』(サイトより引用)

 代表的世話人として奔走する写真家・山田敦士氏とは、先日のShINC.Projectの写真展で知り合い、いろんな話をさせていただいた。彼から語られる思いは、突破力のような強い意識が感じられ、とても良い刺激をもらった。不況から来る閉塞感を壊して、写真を面白くしていこうとアイデアを練る姿勢は、見習いたいところだ。
ともかく、こういったアプローチが写真作家の自発的行動として出てきているところが面白いね。

 デジタル化の波は、音楽業界に次いで写真・映像業界にも押し寄せてきた。デジタル化によって表現の可能性が飛躍的に増えたことは、喜ばしいことだし、事実、僕自身もその恩恵をいっぱい受けて仕事に生かしている。
ところが一方では、「デジでいいよ」と"気軽なもの"と言う認識が発注側の一部にあることも事実。
こういった認識って、どこからくるのだろうか?
おそらく、フィルム代、プリント代などの材料費がかからず、制作コストを下げられるといった部分に目がとまり、なんとなく予算が少ない仕事から急速にデジタル化が始まった辺りに原因があるのではないか…。
ちゃんとした仕事であれば、レタッチや最適化といった画像処理に、どれほどのノウハウが必要で、どれほどの手間がかかるのかといった認識に基づいた予算が組まれる。
当然、そこに対するPayは、当たり前のこととして配慮される。無駄な予算を使うことはないけれど、必要な予算は使って欲しい。いい加減な扱いで、雑なモノが氾濫していくような状況は、なんとしても阻止しないといけない。

 ポジティブな視点で見ると、銀塩とデジタル、その両者が混在し、かつてない変革の波が写真を面白くしている。新しい表現が次々に生まれてきている状況は、本当にエキサイティングだ。彼らの行動に注目しつつ、僕なりに出来るお手伝いをしていこうと思っている。
興味のあるクリエイター諸氏! 要チェックですよ。ぜひ、積極的な参加を。このイベントは、けっして写真家だけのものではありません。モデル、モデルになりたい人、ヘア・メーク、スタイリスト。そしてアートディレクターやエディター。さらには広告などで写真を活用する企業の皆さん。力を結束して突破していきたいものですね。

JUGEMテーマ:写真
| Exhibition | 08:08 | comments(0) | - |
サックス・プレーヤー小林香織


 ヤマハのweb音遊人に、サックス・プレーヤー小林香織さんのインタビューが掲載されました。
明解な考え方を持っていて、話してても心地よい人。そういったことって表情にも表れますね。目に力があって、撮ってて楽しかった。
音遊人・小林香織インタビュー

インタビュー場所は、広尾ガーデンヒルズ内にある、シェ松尾・広尾キャフェ
大きな街路樹から漏れる秋の日射しの中、スープ・ランチをいただきました。時間の流れがスローに感じられる良いお昼ご飯でしたよ。疲れが取れますね〜

小林香織オフィシャルサイト

JUGEMテーマ:音楽
| Music | 07:45 | comments(0) | - |
まだまだ、これから。


 18日に誕生日を迎え、静かで熱い49歳の日々が始まった。意識せずとも一年に一回誕生日はやって来て、歳を一つ重ねることになる。
生まれることを自分で選択した覚えはない。気付いたら、もう生きていた。おそらく小学校2年生頃が、本格的に生きていることを意識した時期だったように思う。
毎朝、当たり前のように黒いランドセルを背負い、家を出る。集団登校ということで、近所の上級生が学校まで引率していく決まりになっていた。したがって、通学ルートはいつも同じ。寄り道をすることなく、ちゃんと定刻通り学校に辿り着く。
男子は半ズボンに黒いランドセル。服は青系が比較的多い。一方の女子は、スカートにピンク系の服。ランドセルも赤い。
「この服が着たい」といった意志もまだない。黒いランドセルを欲しがった覚えもない。つまり、大人が、男の子はこんな感じと決め、それらしい姿に仕立て外に送り出しているわけだ。男は青、女はピンク。小学校に通うのは当たり前で、やがて中学に上がるのも当たり前。余裕のある家庭に生まれた子供は、良い高校へ行かせようとする親が、教育に熱を上げ子供を焚きつける。そして何の疑問も持たず高校へ進学し、やがて大学受験をする。

 親や学校の思惑がなんだったかなんて、今となってはどうでもいいことだ。ただ、思い返せば「みんな同じように」ってことに注力していたような印象が記憶に残っている。それでも個性が生まれ、一人一人が自分なりの大人になっていくのだから面白いね。例外なく僕も、生きてる自覚を持つと同時に「自分は何をしたいか」ってことが一番の関心事になった。

 人生をリセットし、彷徨い始めた頃バブルが崩壊した。山のようにあったやりたいことも、なかなか思うように場が得られない。いつしか写真に対する情熱も失いかけていた。「もう、十分やってきたよね」と、自分に問いかけながら、半ば惰性で日々を過ごしていた。美味しそうな話に飛びついて、様々なことに手を染めてきた。イイコトもワルイコトも、ひっくるめていろいろやった。
「もう、十分だ」。居場所を見出そうと費やした企画も、さらなる景気後退とともに終息した。人と組んで始めた事業も、根拠が乏しく長続きしなかった。一年かけた企画も、出版社の倒産と共に消えた。
「ホント、もう十分にやったよ」

 新たな人と出会い、自分を振り返りながらの日々を過ごした。やがて未来へと視線が向かい始める。
「まだまだやれることがある」 意識に生じた変化は、崩れがちだった体調にも良い影響を及ぼした。やめようかと考えていた写真も、また新たな出会いと導きによって、存在感を増している。
「まだまだ、まだまだ」行けるところまで前へ進もうと思う。今、ワクワクして未来を見据えている。

 本当に人生は誰と出会うかだ。すべてが、そこから動き出すんじゃないかと実感している。

JUGEMテーマ:写真
| One`s View of Life | 07:50 | comments(0) | - |
藤陵雅裕CD発売記念ライブ〜


 早いもので11月も半ば。友人のサックス・プレイヤー藤陵雅裕氏のCD発売記念LIVEが近づいてきました。友人として、一ファンとして、CDジャケットのアートワーク担当者として、みなさん行きましょう〜とお誘いです。
僕は、すべての会場に駆けつけます。ぜひ、お目にかかりましょう。
ともかく、抜けの良いサウンド。しっかりジャズ。そして絶妙なアレンジで聴かせる有名曲の数々。気持ちいい音ですよ。
僕は、様々なビジュアル・イメージを、音楽から得ているタイプの人なので、彼のサウンドは命綱的に大事。
そんな風に、ずっと聴いてきました。だから、CD作るんだ〜って話をもらったとき、ジャケット任せてもらえるレベルの仕事人で生きてた自分を褒めてやりたい気分でした。
そんな嬉しさを、ぜひ感じ取って頂けたらと思います。

12月2日(火)
新宿PIT-INN 夜の部
新宿区新宿3-17-4
電話03-3352-0381
開場PM7:30 開演PM8:00
http://www.pit-inn.com/

12月22日(月)
横浜 Jazz is
横浜市中区相生町1-6 高坂ビル 1階
電話045−681-5415
FastSet Start 20:00
http://www5b.biglobe.ne.jp/~jazz-is/

'09 1月24日(土)
吉祥寺サムタイム
武蔵野市吉祥寺本町1-11-31 B1F
電話0422-21-6336
LIVE TIME 19:30〜
http://www.sometime.co.jp/sometime/index.html

*出演メンバー
藤陵雅裕Saxophone
福田重男Piano
高瀬裕Bass
安藤正則Drums
※CD参加メンバーです。

JUGEMテーマ:音楽
| Music | 02:13 | comments(0) | - |
田園調布のお犬様


 旅の写真家・岡嶋和幸氏が、ミニ写真展をやっているってことなので、日曜日に覗いてきた。会場は田園調布。犬様好きが一緒にお茶出来るお店で、ペット・ショップや美容室と併設され、人間以上に犬密度の高いところだった。
Deco’s Dog Cafe 田園茶房

 展示された写真は、ましょ展でも拝見したアイルランドの羊達。道の真ん中で首をかしげる親子がツボだった。最高に可愛い。
こいつらは野生なんだろうか? ともかくまったりとした低い雲と幾分ダークな色調が、とても繊細に表現されていて心地よい。
お店では、ピリ辛の漬けダレで食べる日本そばを頂いた。これ、新鮮な味覚で美味しい。
しかし、地域性が色濃く出ていて面白いお店だった。いろんな犬種が、裕福そうな飼い主とともに大人しく過ごしている。小型犬から、大型犬まで様々で、神経質に吠える犬は一匹もいなかった。「金持ち喧嘩せず」の格言は、どうやら犬の世界にも通用するらしい。
しかし、田園調布は住みやすそうだね。駅近に住むGFによると、夜早じまいの店が多く、コンビニも離れていて困るとのこと。今やどこの駅前にも乱立するドラッグ・ストアがないのも不便らしい。何か参入障壁があるのだろうか。

 オリジナル・プリントや写真集も買えるそうなので、ぜひ出かけてみてください。田園調布に住む人々の暮らしを感じてみるのも悪くないですよ。なんだかモチベーションが上がりますよ〜

岡嶋和幸フォトブログ

JUGEMテーマ:写真
| Exhibition | 12:43 | comments(0) | - |
僕的ましょ展総括
 ShINC.Project1「¥3,000で写真売りましょ!買いましょ!展」も、出展者への返送作業が終わり、一区切りついた。僕自身の気分は、なんだかざわついたまま。ネットを巡っていると、出展者や、見に来た(買いに来た)人の感想がそこここで書かれ始めた。賛否両論、様々な意見が語られているが、概ね「面白かった」という受け止め方のようだ。

 スタッフとして、準備段階からレジの当番、そして作品の返送作業から売り上げの支払いまで、全体に関わって来た。今となっては、どんな風に声がかかって、何故、スタッフをしているのかも忘れてしまった。そのくらい、この数週間のスケジュールは、この展覧会が中心だった。
一応、僕的な総括をしておかないといけない。漠然とした思い出にしてしまうにはもったいない。あまりにも多くの喜びと課題があった。

 まず、3,000円という値段設定に関して思うことは、正直「どうでもいい」と僕自身は感じている。これが、1,000円であってもかまわない。なぜなら、売って生計を立てましょうってことを言いたい企画ではないと感じたからだ。一般の方はもちろんのこと、普段から写真に親しむ方々でさえ、写真を買うというチャンネルは持っていなかったのではないか? そんな状況下にあって、ともかく「なんだか面白そうだ」と多くの人を巻き込む原動力として、高いような安いような絶妙の金額設定だったように思う。問題提起としては、素晴らしい金額設定だったように感じている。
「気に入ったモノがあれば、3,000円で買うことが出来る」これは、僕が前から言うように、漠然と写真を見るって事とはなにか根本から異なった精神状態になるようだ。とにかく、訪れた方の滞在時間が長いのだ。皆さん、半端じゃない集中力でファイルをめくっていた。手が止まり、迷っては進み、そしてまた戻る。そんな塩梅で写真を見る体験は、そうそう出来るもんじゃない。

 一般に写真を買うという習慣は、ほとんどないと考えていい。どこに行けば写真が買えるのかも知らない。アート一般に範囲を広げれば、一部の上流階級に市場が存在している。しかし、そこにはまだ、「写真」というジャンルが確立できているとは言い難い。本当にまだ未成熟で、歴史だって語ろうと思えば語り尽くせる程の浅い分野が「写真」ってことなんだと思う。
買って飾る。所有して眺める。売って利益を得る。まだまだ始まったばかりの分野なんだと思う。どこで買うことが出来るのか、どのような位置づけで自分と関われるのか。簡単に言えば、リビングの壁には、重めの絵画より案外写真ってやつの収まりがいいんだって価値観が伝わっていけば、市場が出来ていく余地は十分にあると考えられる。
人の生活の中に、情報としての写真ではない、実体のあるプロダクツとしての写真作品がが浸透して行かなければ、そもそも本当の意味での投機的市場も頭打ちになってしまう。少なくとも僕にとっては、そういった印象を強く残した企画展だった。

 レジ係をしながら、買い求められる写真を見送っていると、そこには、職業的プロとアマチュアの境目があまりないもんだということもわかった。業界で知られている人も、一般人にまで知られているわけではない。やはり、買い求める人の関心は、色合いや構図。その質感や仕上げの丁寧さなど、プロダクツとしての完成度なんだと感じた。
買って所有することの満足感は、まずそういった基本的なところが大切で、それは写真に限らずすべてのお金を出して買う物に共通して求められる資質。少なくとも、僕が「ありがとうございました」とお金を受け取って買われていった写真作品は、どれも丁寧な仕上げと、見る人を幸せにしてくれる「綺麗」を備えていた。
3,000円作品だから、なおさら「綺麗」は大事な要素だと思う。投機的な意図で買い求める人には、少なくとも僕自身は出会っていない。
「どんな額に入れたらいいですか?」「額屋さん、教えて欲しいのですが?」そんな質問もあった。
『白木のフレームが似合うかもね』なんて話をしながら、家に写真が飾られるイメージが楽しい気分にさせてくれる。

 「ARTで喰えるかどうか」なんてことを考えられるほど、まだ写真の市場は出来ていない。これが現状なんだと思うけれど、写真がなんとなくハッピーな気分を運んできてくれるプロダクツなんだってことは、案外早く広まっていくんじゃないか。そんなワクワク感を、ちょっとだけど感じた。
 人を感動させたり、幸せを感じさせたりするってことに、プロもアマチュアもない。僕が28年あまりを過ごしてきたプロフェッショナル・フォトグラファーに問われるのは、100%失敗のない、お金を注ぎ込む企業を満足させ、僕を起用した広告代理店やアート・ディレクターに恥をかかせないということ。100%だよ。絶対に失敗してはいけない。
今回関わった企画展は、そういった価値観とは違う何かがあるんだということを知る絶好の機会となった。

 それと、もしかして一番の収穫は、多くの作家さんと知り合えたこと。志に触れ、作品に触れる。ベクトルは様々でも、現状からどこかへ突き抜けていこうとする人達と知り合い関わることは、この上ない充実感をもたらしてくれた。
こればかりは、参加しないとわからない。横木さんが、「LIVEなんだよ」と言っていた意味が、ジワジワとわかってきた。

JUGEMテーマ:写真
| Exhibition | 06:03 | comments(0) | - |
五味彬氏の見解
「写真売りましょ。買いましょ展」売れなかった写真その理由
ShINC.のサイトに五味さんの分析結果が掲載されています。ぜひ、ご一読ください。
あくまでも今回の企画、¥3,000での売り買いという中での結果からという話で、写真全般でどうかってことではありません。同企画でも、2回目にはまた違った結果が出るかも知れません。しかしながら、概ね同じような傾向になるであろうと予想されます。

 僕は今回、売れないだろうと予想にも上がっていたNUDEを出展しました。結果、最終日に2枚が売れ、全敗はかろうじて回避。
下記に五味さんの分析結果を引用します。
『売れない写真のベスト3は「ヌード写真」理由は単純明瞭。被写体の依存度に1番左右される写真という理由。写真の善し悪しより被写体の善し悪しで買うか買わないが決まってしまう。買い手の被写体の好みで決まってしまう写真なので売れない。
売れない理由はもう一つあって写真を買う人の多くは買った写真を飾るという目的があって「この写真は荒木さんの写真だ」という大義名分がなければ飾ることができない。』

なるほど、まさにその通り。自分が買う側の気持ちで写真を見た場合、まったく同じように考えるのではないかと思います。
まぁ、でも仕方がない。モデルを選んだ目線。シャッターを切った理由。その写真を選んだ選択眼。仕上げの方向性を決めたこと。すべてが自分自身の決断であって、まさにその写真は自分の写真と言うしかない。
日頃から「売れそうなものは何か」と事前分析が出来る程、写真を売ると言うことに考えを巡らしていたわけでもない。唐突に自分が考えた「売れ線」をやってみたところで、グダグダのモノしか出来ないだろう。自分としては、売れないだろうと言われても、これだった。これしかなかった。

 初日が始まり、開催日程が進み・・・
やっぱり予想通り、売れない。売れてくれない。予想通りとは言え、「やっぱりね〜」との言葉とは裏腹に、寂しいやら悔しいやら。けっこう複雑な心境で、ファイルから抜かれない自分の写真を見ていた。

 最終日。終了の迫る午後遅くにようやく仕事を片付けギャラリーに滑り込んだ。写真交歓会に訪れた出展者と共に、新聞効果なのか、買い求める目的で訪れた方々も多く、会場は人であふれかえっていた。
横木さんとレジを交代して、いつもの定位置に。「ありがとうございます、3,000円頂戴します」と、自分の写真がどうなったかにまったく感心なくそこでの自分時間が流れ始める。
一人の男性が差し出した写真。「!」なんと、自分の写真ではないか。一瞬ブルッと震えがきた。自分の責任に於いて出した自分の写真が売れるということは、自分を肯定されたような気がしてなんとも嬉しい。たとえ¥3,000でも、その嬉しさは得難い快感であり、たとえわずかでも、NUDEにニーズがあるということが確認できた嬉しさもある。思わず立ち上がって最敬礼の気分でお礼を述べた。「ありがとうございました」
次回、同様の企画に参加する時も、きっとNUDEということになるだろう。現時点では、自分の責任に於いて撮影し、「自分の写真だ」と言えるものは、これしかない。記名で売るということなら、無視することが出来ない自分感覚なのかもしれない。

 前に、買う気満々で見ると何か違うものが見えてくると話した。これは同時に売る気満々で出そうと考えると何か違うものが見えてくるってことでもあるなぁ。

こちらは横木安良夫氏のブログ

JUGEMテーマ:写真
| Exhibition | 08:16 | comments(0) | - |
インベカヲリ氏、昨年の個展が受賞!
 昨年ニコンサロンでやった写真展が受賞したようです。
bisでリバイバル写真展。昨年見逃した方は、ぜひ。

三木淳賞奨励賞受賞作品展
インベ カヲリ★展
[倫理社会]
12/9 (火)〜12/15 (月)
ニコンサロンbis
10:00〜19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休
http://www.nikon-image.com/jpn/activity/salon/exhibition/2008/12_bis-2.htm

枠に収まりきれないエネルギーをぜひ浴びてみてください。
僕は、初めてこの人の制作に向かう行動に接したとき、自分とは明らかに異なった「面白いもの」を見つけた感でワクワクしました。
今も、失速することなく、自分のペースで制作を続けている。さらに面白いものを見せてくれるだろう、「これから」に注目です。

JUGEMテーマ:写真
| Exhibition | 19:52 | comments(0) | - |
インベカヲリ★を紹介します。


 以前から「スゲー!」と注目しているインベカヲリ★氏が、ここんとこ賑やかだ。ザワザワと注目されはじめている状況は、自分の審美眼を認められているようで、なんだか嬉しい(笑)。
「ちょっと変わったキャラだけど写真のサイトやってる子なんだよ」と人に紹介されたのが5年前。初めて会った時は、ソーシャルスキルの低さに困惑もしたんだけど、本人のサイトを見て、ぶっ飛んだ。
インベカヲリ★のサイト
フォトギャラリーに入ったら、左サイドのメニューをズズっと下がって、古いモノから順に見て欲しい。
好きか嫌いかは、各自判断してもらうとして、僕が圧倒されたのは、その制作意欲。クサイ表現だけど、「迸る情熱」って感じだ。ともかく肉食獣の様に、やりたい事へ本能の赴くまま動いている感じの人なんだよ。まったく紙一重の人で、それは本人の雰囲気も性質もそんなところがあって、近くで見ているといつもハラハラさせられる。
昨年は、ニコンサロンの主催するユーナ21に通って、同所で個展。サイトで見る感覚と違う全紙プリントに囲まれる楽しさを見せてもらった。
今年に入ってからは、フリーマガジン「VICE -THE PHOTO ISSUE 2008-」 で取り上げられ、ロサンゼルスでのグループ展にも招聘された。
サイト

今はこれに参加中だ。↓
アートイベント「FANTASIA EROTICA JAPONESA」
日程:2008年10月9日〜12月11日
場所:スペイン・バルセロナ「ARTZ 21 」
住所:avingunda Marquès de L'argentera - 08003 Barcelone - Spain
URL:http://www.artz21.com/ENG/artz21.html 
(EVENTS→Fantasia Eritica Japonesa→VISITで参加アーティスト情報へ)

この後は、パリ、ドイツからも声がかかっていて、なんかやるらしい。
日本の枠には、収まりきらないような気がしていたけれど、やっぱり! です。
これからも注目していきたい。どんなことやらかしてくれるのか、心地よいハラハラをお願いしたいもんです。


昨年のニコンサロン会場にてSELF撮り

JUGEMテーマ:写真
| Exhibition | 09:14 | comments(0) | - |
ましょ展最終日、動画by Ihara


 いはらさんが「¥3,000で写真売りましょ!買いましょ!展」最終日の様子をフォト・ムービーに仕上げてくれました。
会場の様子を臨場感たっぷりでお楽しみください。



JUGEMテーマ:写真
| Exhibition | 03:17 | comments(0) | - |
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< November 2008 >>
+ PROFILE











+ RECOMMEND
70s原宿 原風景 エッセイ集 思い出のあの店、あの場所
70s原宿 原風景 エッセイ集 思い出のあの店、あの場所 (JUGEMレビュー »)
中村のん(編集),高橋靖子,中西俊夫,藤原ヒロシ,大久保喜市,柳本浩市,ミック・イタヤ,安田あけみ,野上眞宏,牧村憲一,國分紘子,平野久美子,糟谷銑司,田島由利子,橘かがり,松木直也,茅野裕城子,前むつみ,染吾郎,井上伸夫,鳥山雄司,伊島薫,関口シュン,薙野たかひろ,黒木実,マキノユキオ,風間正,白谷敏夫,水谷充,横森美奈子,篠原朗,伊藤悦朗,伏見行介,藤田峰人,石川武志,熊谷正,達川清,山田英幸,山本ちえ,村野めぐみ,マーク・東野,高野(赤松)緑,遠山秀子,白川良行
70年代の原宿は、日本のファッションや音楽にとって、しみじみ重要な場所だったんだなぁ〜と思う。素晴らしい執筆陣の末席に、僕もセントラルアパートの中庭にあったカフェの思い出を寄稿させていただいています。ある意味で歴史書。読んでいるとワクワクする本です。
+ RECOMMEND
トレジャー
トレジャー (JUGEMレビュー »)
藤陵雅裕
JAZZの楽しさを教えてくれる1枚。レギュラーバンドならではの息の合ったプレイが心地よい。
ジャケットのアートワークを担当しました。
+ RECOMMEND
ソニー SONY ミラーレス一眼 α7 III ボディ ILCE-7M3
ソニー SONY ミラーレス一眼 α7 III ボディ ILCE-7M3 (JUGEMレビュー »)

コストパフォーマンス抜群。フルサイズ・ミラーレス時代の基準になる1台かも。
+ RECOMMEND
タムロン(TAMRON) 28-75mm F/2.8 Di III RXD ソニーEマウント用(Model A036)
タムロン(TAMRON) 28-75mm F/2.8 Di III RXD ソニーEマウント用(Model A036) (JUGEMレビュー »)

重すぎず太すぎず。持ったときのバランスも良い。総合力の高いαE用の標準ズーム。僕にとっても手放せない1本。
+ RECOMMEND
マインドスケープ
マインドスケープ (JUGEMレビュー »)
藤陵雅裕
CDジャケットのアートワークを担当。透明感のあるサックスの音色と疾走感が心地よいサウンド。JAZZ SAXの魅力を知るには最高の一枚です。
+ RECOMMEND
自然職のススメ
自然職のススメ (JUGEMレビュー »)
出山 健示,水谷 充
農業、漁業、林業の現場を取材したフォト・ドキュメント。就業情報も網羅した、生き方提案書です。
+ RECOMMEND
匠の姿〈vol.1〉衣
匠の姿〈vol.1〉衣 (JUGEMレビュー »)
出山 健示,水谷 充
衣食住遊祭の全5巻。35人の伝統工芸職人を3年半かけて取材したフォトドキュメントです。資料的価値もあって、1999年の発刊以来、ロングセラーを続けています。
+ RECOMMEND
天使の宝石箱
天使の宝石箱 (JUGEMレビュー »)
小松長生,yumi,オーケストラ・アンサンブル金沢,渡辺俊幸,浦壁信ニ,朝川朋之,佐野秀典,竹内淳
ジャケット写真を担当しました。フルートの素晴らしさ+かわいらしさ。注目のフルーティストです。ぜひ聴いてみてください。
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT COMMENTS
+ CATEGORIES
+ ARCHIVES
+ LINKS
+ Blog People
+ Trackback People
+ MOBILE
qrcode
+ OTHERS
+ SPONSORED LINKS
このページの先頭へ