写真・映像制作者 水谷充の私的視線

〜「見てきたもの」記録装置 カメラがくれた宝物 〜
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雨に翻弄される日々
 

 梅雨の真っ直中、撮影はテンポ良く進まない。
雨ならではの美しい絵柄は、ありがたく頂くのだが、晴れの絵柄だって欲しい。
今だかつて天気予報がすっきりと当たった日はない。

 日曜日はオフをとって、川崎市民ミュージアムに。
しかし、この日もしっかり雨。さすがに傘嫌いの僕でさえ、素で歩く気にはなれないほどしっかり降った。もっとも、御陰で外散歩の未練を捨てミュージアムを隅々まで観ることが出来たから、良しとしよう。印象深いモノクロ写真に沢山出会え、大満足。

 約一ヶ月に渡る田舎方面の取材も、あと少しのところで足止め状態だ。今週はどうも雨っぽい。少々の雨なら、気にせず行きたいところだけど、さすがに低気圧の中、漁船に乗る根性はない。はえ縄漁ともなると、かなり忍耐強い操業が予見される。出来れば平穏な海で撮りたいと願う。

 ちょっと疲れが出て、体長低下気味。雨音を子守唄に惰眠を貪ろうと思う。きっと来週は青空に違いない。

 

こんなしっとりとした風景は、雨の日ならではだけどね〜

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| Recently | 05:07 | comments(0) | - |
地図だけで萌えれる人
 

 千葉県の内陸部は、小さな山(丘くらいの感覚だが)が折り重なるように連なっている。その狭間の平らな部分が水田になっている。こんな風景が、東関東自動車道の成田を過ぎた辺りから散見される。
高速道路上から見える、この箱庭的美しさに、僕は何度も「おぉ〜」と感嘆の声を上げる。

 常日頃、こういった田園風景に惹きつけられる僕は、地図を見ただけで、その地形を想像し萌えることが出来る(笑)。
地図好きは中学3年生頃から始まった。学校の机には、全国地図を常備。退屈な授業は、これを見てやりすごしていた。
山、川、道路、湖、そして住宅の密集した市街地。方角も考慮しながら見ていると、例えば夕方4時くらいに、ココら辺りがどんな風景を見せてくれるのか十分にイメージすることが可能だ。



冬のロケ。湖面は氷結し、寒暖計はマイナス7度を示していた。
ペラペラの衣裳&裸足なのに、撮影が始まると鳥肌一つ立つことはない。
根性のある女優さんだ。

 この写真は、週刊文春の原色美女図鑑で喜多嶋舞さんを撮ったもの。ロケ場所は、八ヶ岳エリアにある白駒池というところ。茅野から北上し、ほぼ一番高い地点にある。
この場所は、この撮影のずっと前に、偶然見かけたアウトドア雑誌「ビーパル」の表紙を見てとても気になったところ。目次の所には、あまり荒らされたくないからとの理由で、「撮影地内緒」と書かれていた。
江古田でよくコーヒーを飲みに通っていた喫茶店のマスターと写真を見ながら推理が始まった。背景に見える木立の奥に遠景が見えていないことや、その樹木の種類から、かなり標高の高い場所だと見当を付けた。東京から、それほど遠いことはないだろうと、福島から長野辺りを重点的に見て、幾つかの候補を選び出す。
当然、紙面の特集ページなどもつぶさに観察。表紙だけのロケはないだろう。何か、ついでに取材しているはずだ〜とか。地図とにらめっこの日々。
結論が出ぬまま、次月号が発売になった。表紙のモデルが同じだったところから、一度のロケで2号分を撮影したはずだと結論付け、そのロケ場所も合わせて検証することになった。
夕方の光が、左側から射し込んでいる。つまり、北側に立たせたモデルを南側から撮影している絵柄だということになる。緩やかな上り勾配の牧草地帯と、遠景に見える大きな山から、八ヶ岳南側の原村付近だろうと想像する。
すると、前号の撮影地もその付近ということになる。地図から見た限りでは、白駒池くらいしかありえないと結論付け、現地にロケハンへ。
ピンポン! 大正解であった。推理は的中し、見事その撮影地にたどり着いた。

その場所は、素晴らしく僕好み。原生林に囲まれた小さな池は、とても透明度の高い冷たい水で、澱みのない静かな湖面を見せてくれた。
以来、時々足を運ぶお気に入りのロケーションになった。

 
同じ場所の数年後。 味のある桟橋は、綺麗に造り直してあった。
ボロかった方が好きだったけれど、きっと朽ち果ててしまったのだろう。
仕方がない。

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| Location | 01:45 | comments(0) | - |
際の美


 黄昏時と同じように、夜明けは美しい。
まだ大半は寝静まっている。東の空はかなり明るいけれど、まだ街灯も灯り、車もヘッドライトを点灯している。目を覚ました鳥がさえずり始めてはいるが、カエルの合唱も続いている。
夜と朝が混じり合う日の出直前の時間帯は、一日の始まりに相応しい荘厳な雰囲気を持っている。




 女性だってそうだ。
たとえば髪の生え際。つまり、うなじだ。浮世絵ではよく見られるアングル。そして、胸の膨らみが立ち上がっていく際。つめり、デコルテだ。ドレスが、デコルテをどう見せるのかは服飾デザインのハイライトの一つ。
僕のことをよく知る人なら知っている僕のフェティシズム的欲求は、足の付け根に拘る。少し力んだときに出来る縦方向への2本の筋は、まことに美しくEroticだ。

 他にも沢山ある。波打ち際や森へ至る道の入り口。女性的なエッセンスを持つ男性や男性的なエッセンスを持つ女性の魅力もそうだ。
グラスの飲み口は、グラスの素性を表し、キーボードの造りは、PCとのインターフェースにとても重要だったりする。

 何事にも存在する際。境目って本当に美しい。
朝方の水田を歩きながら、そんなことを考えて楽しくなった。
僕も日の当たる道とUndergroundの際を歩く人生だけど、きっと自らが望んでそんな感じなんだろうね(笑)。
| A View of Photography | 00:09 | comments(0) | - |
代表取締役用務員


 このところ巡っている自然に寄り添う一次産業の取材。銚子の近海はえ縄漁の撮影を残して、ほぼ終わりが見えてきた。
先日、書籍のデザイン装丁をお願いする森谷さんの事務所で台割りやデザインの方向性などの打ち合わせをした。本の趣旨に賛同してくださった立松和平氏から序文が届き、ジワジワと出来上がりのイメージが湧いてきた。

 今週は、雨っぽいってことで、写真のセレクトに集中できそうだ。そしてセレクトの後にはRAW現像とレタッチが待っている。撮っているときすでに、これはいいなぁ〜という写真は心に止まっている。その辺りは、率先して作業を進めていく。そして共著の出山氏や、デザイナーの森谷さんの意見、編集者の意見なども取り入れて、絞り込んでいく。
書籍を作る上での写真選択には客観的視点が重要だ。多くの意見が入り込んでいったとき、僕自身の思いこみなども取り払われ、浄化されていくんじゃないかと思っている。
まずは、良いと思ってシャッターを切った。そして粗ヨリ。概ね30%程度に選別してみんなに見てもらう。最終的な判断は、みんなでする。最終的に何が残っても、自分の写真に対する責任が薄まるわけではない。いろんな意見は、ご覧頂く読者へ届けるのに、どれが適しているのかという基準で見ていくことになる。

 そう考えると、誰と組んでものを作っていくのかが、とても重要だ。
互いの美意識を理解しているか。考え方に共感できているか。何より人として尊敬できるか。最低でもこの程度の事はクリアしていないと、組んで作る意味はない。
複数の人が集まっていても、組織ではない。あくまでもスペシャリストの集合体。イーブンの立場で、考えを持ち寄ることで、質的向上が見込めるというわけだ。

 若い会社が、経営コンサルタントを入れたことで崩壊へと進んでいく様子を、かつて何回か見たことがある。すべてがNOとは言わないけれど、どんな実績を引っさげてこようと、外部から連れてきた人を命令系統の中枢に据えて、組織が上手く機能することはほぼありえない。
兵隊には、本当の意味でのリスクと責任を負ったトップの意見しか耳に入らないものだ。町の製造業などが結束の固い組織に育つ理由は、そのトップが末端の誰よりも手を汚して動いているからだ。
「代表取締役用務員」 そんな意識のトップなら、誰からも文句は出てこないだろう。2代目が、組織を上手くまとめられないのは、この辺りの意識が足りてない場合が多い。

 スペシャリストの集団は、この意識を各自が持っているところが強い。
僕が将来の不安を持ちながらも、フリーランスでやっている理由は、こんな風通しの良さが心地よいからに他ならない。

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| One`s View of Life | 08:03 | comments(0) | - |
写真芸術の現場 渡部さとる氏 後編
 

 ArtPhotoChannel「写真芸術の現場」
渡部さとる氏の後編が配信開始となりました。

暗室実習や座学の様子を中心にご覧頂けます。同時に、彼の基本的スタンスが本人の口から語られます。
丁寧に写真の道を歩む姿は、彼を知る方々にはお馴染みだと思います。写真をやりつつも、今一歩その先に行ってみたいと思うなら、彼のWORKSHOPはお勧めです。また、これから写真を始めようと思っている方にも、絶好の入り口となるでしょう。
精神論はとりあえず後回し。まずは、しっかり外側を写しとることに重点を置いた講座は、シンプルにして明解。渡部信者を作っているのではない。写真ってものを少しでも合理的に理解して欲しい。そして何より、一緒に悩んだり考えたりする仲間を得て、それを実践する場所を得る。
彼の伝えたい思いは、写真の楽しさと仲間の大切さ。

丁度7月に、渡部さとる氏の個展があります。可能な限り、会場においでのようなので、リアルな彼と作品を観にお出かけください。

「da.gasita2009」
ギャラリー冬青 →Web Site
2009年7月2日(木)より7月31日(金)まで。
11時〜19時(最終日は14時まで)
休廊日 日曜、月曜、祝日

渡部さとる×タカザワケンジ トークショー
7月10日(金)19:00〜21:00 (受付開始18:30)
7月17日(金)19:00〜21:00 (受付開始18:30)
参加費1,000円 それぞれ定員40名様(申込順)
ご予約はギャラリー冬青まで
トークショーでは米沢での撮影風景と暗室作業のビデオ映像(監督 漂流者)を上映します。



 POLOS on earthの運営スタッフも、いろいろと話し合いを重ね、みなさんに楽しんでもらえるSiteへ育てるべく頑張っています。
翻訳作業も、少しずつ進んでいます。まずは、英語と仏語での配信を始めていく様子。ここで取り上げる番組は、海を越え、異なった言語圏の方々にも観ていただけるようになります。

僕の担当、「写真芸術の現場」も、世界に向けて日本の写真文化を発信するメディアに育てていきたいと思っています。
僕自身、様々な刺激をもらいながら、楽しんでやっていきます。
近々、写真家だけでなく、写真雑誌やギャラリーなど、写真業界を支える様々な周辺もお伝えしていこうと考えています。ご期待ください。

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| Exhibition | 00:48 | comments(0) | - |
あるがままを・・・
 

 梅雨時の高湿度は、身体には辛い。しかし、恵みでもある。
まるでバケツをひっくり返したような大雨が、水田の景色に変化をもたらしてくれる。植物にとっての恵みは、撮影する僕にとっても新鮮な景色というプレゼントをくれる。

 雨には雨の良さがあり、晴れには晴れの良さがある。昔から、ロケ撮影で雨を鬱陶しく感じたことはない。自然現象は、人間の手には負えない。だからいつもあるがままを受け入れ、その天気じゃないと写らない写真を撮るように心がけている。
企画の決まっているコマーシャルなどで晴れが絶対条件なら、それはもう晴れを待つしか手だてはない。そう、あせってもどうにもならないことは、ササッと受け入れ次を待つ。イライラしたって仕方がない。悪天候を楽しむ工夫でもすればいい。
「押してもダメなら引いてみな」は、けっこう的を射た格言だね。押すと思いこんで無駄なことをし続けるくらいなら、逆転の発想で行動を変えてみる。案外簡単に解決してしまったりするもんね。

 僕は、写真という仕事を続けてきて身に付いた代表が、この感覚なんだよね。「まず、あるがままを受け入れてみること」
そして、「まぁ、仕方ないか・・・」って感じかなぁ。
一分一秒が、常に二度と訪れない時間。ならば、そのいろいろをみんな受け入れて前に進んだ方が健康的だ。そして撮れないと嘆くより、撮らないことを選んだって良い。
まぁ、なるようにしかならないということだ。自然が相手なら尚のこと・・・。それで、日々穏やかに流れれば幸せ。

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| One`s View of Life | 01:31 | comments(0) | - |
アンバランス


 今年の梅雨は、例年以上にしっかりそれらしい天気の毎日だ。天気予報は、頻繁にチェックする必要がある。ほんの数時間後には、まったく正反対の予報に変わっていたりする。
概ね、西から崩れ、西から回復するわけだが・・・。その原則をねじ曲げてしまう要因が、ヒートアイランド現象という奴だ。

東京からどこかに向かって車を走らせると、高圧電線を横切る機会がとても多い。どこかで作られた電気は、四方八方から東京へと送られてくる。大気に霞む高層ビル群は、発展の象徴でもあるが、一極集中という歪な国の形をも表している。
大都会から排出される様々な熱は、急激な上昇気流を生み出し、突発的に威勢の良い雨雲を作り出してしまう。
それにしても、この規模のこんな光景は、世界にも例がない。東京というところは、かなり変わった都市だと言える。

少子化がさかんに叫ばれているけれど、実際どうなるんだろう。東京にある膨大な住居は、空き家だらけになるんだろうか。公営住宅も老朽化を理由に、建て替えが進められている。幾分高層化して、建物の棟数を減らすらしい。共有スペースは緑化を進め、環境改善に努めるとのことだ。
部屋数は増し、専有面積も広めにシフトする。そして家賃も、同地域の民間並みへと段階的に引き上げられていく。
全体計画は、まぁ、真っ当なものと言えるだろう。しかし、民間並みの家賃って何?
元々、所得の低い層へ向けた住宅政策だったはず。民間並みなら、民間でいいんじゃないのか?

なんだか、ちぐはぐな政策が多いね。
もしかして、国を動かしている人達って「馬鹿」なんだろうか?
たぶん、「馬鹿」なんだろうね。

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| Recently | 15:00 | comments(0) | - |
東京町田、美味しいブルーベリーあり

 

 10万キロ丁度を撮るぞ〜と意気込んでいたのに、ついうっかり。気づいたら1000037キロ。車検も比較的安く終了。そろそろ交換した方が良い様々が発覚したけれど、まだなんとか大丈夫。致命的な故障箇所はないとのことで、一安心。
次はエコかな?(笑)  エコディーゼルを載せた車はまだ出ないのだろうか? スバルに期待しているのだけど・・・。

 車検の際を縫って、ブルーベリー農家へ。
東京都町田市には、まだこんな風景もある。駅前の発展具合とのギャップがすさまじい。
 

酪農家もあった。
遠目に見ても巨大な牛がモォ〜!と鳴いていた。
 


 実はしっかり熟し、ぷっくらと膨らんでいる。
色が濃く、しっとりとした見た目。
 

指でつまむと、ポロッと取れる。
完全無農薬だから、摘んですぐ口の放り込んでも大丈夫。
美味しい!
 

大粒の品種。
甘みもばっちり。
 

摘みとり体験可能です。→相原ブルーベリー農園

 今日は、今から千葉県東金市へ向かう。
水田地帯の只中で行われる地元イベントを見てくる。写真的に必要かどうかは二の次。ともかくこういったものも見ておきたいし、知っておきたい。
好奇心がすべて行動の動機。今日もシンプルな発想で前に進む。

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| Recently | 13:18 | comments(0) | - |
虫達が美味しいと言っている
  海へ、山へ、田んぼへ。このところあっちこっちに動き回り、ガソリン代と高速料金が凄いことになっている。気づいたら車検が迫り、買い換えも考えたけれど、そうも言っていられない状況だ。
初代エスティマの最終年式は、もう10万キロ目前。機関良好なれど、満身創痍のボディがちょいと痛々しい。




 昨日は、栃木の酪農家を訪ねた。
乳搾りくらいのイメージしか持っていなかったのだが・・・。朝晩の餌やりと搾乳の他、出産という大仕事もあって驚いた。
たしかに考えてみると、妊娠していなければ乳は出ない。本当に世の中、知っていそうで実は知らないことだらけだ。
そして、酪農という仕事のハードさに絶句。盆暮れもなく、正月もない。餌やりと搾乳は、毎日ある。酪農家には、休日がないのだ。
それでも100頭近くいるホルスタインを面倒見るおやじさんは、爽やかな笑顔で日々のことを話してくれた。4人の子供を育て、力強く人生をやっている。凄いことだ。

 帰りに、自家使用の野菜を沢山もらってきた。牛の餌になるトウモロコシの他、自分たちの食べる野菜はほとんど自給しているようだ。
完全無農薬・有機栽培のそれらは、虫がいっぱい着いていた。素晴らしい。
主食とする虫が喰わない野菜って、どうなんだろうと、薄々感づいていたけれど・・・・。バクテリアの豊富な生きた土は、なんとなく暖かかった。





大根の葉にいたカタツムリ。小さいけどかなり元気。しばらく飼ってみようかと思案中。本当は、元の住処に帰してあげたいと思うのだけど、すでに愛着がわいてきている。

 

 明日は、ブルーベリー農家。先日一度お邪魔しているのだけど、まだ色づいていなかった。もう十分熟してきているとのことだ。目に良い紫色の宝石を感じてこようと思う。

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| One`s View of Life | 01:43 | comments(0) | - |
適当に・・・。
 

 雨の日曜日。
水田は、鮮やかな緑色に輝いていた。

 

 稲は、着実に育っている。
それはそれは、頼もしい光景。

 

 まだ、しっぽを残したカエル未満。
1センチに満たない小さな命が沢山いたね。バッタやイナゴもまだ小さい。
水の中には、やがてトンボになるヤゴの姿も。
アメンボもいた。ダンゴムシもいる。

人の姿は、あまり見かけないけれど、生き物密度は高いところだ。

 

 雨音もかき消す、カエルの合唱。
きっと、これを騒音と感じる人もいるのだろう。
都会から来た僕には、めずらしさも味方して、心地よい音色に感じられる。

何事にも言えることなのだけど・・・
淡々と日々を生きるというのは簡単ではない。
見えている部分の裏側に、容易には伺い知れない様々が隠れている。
ただ、その先にあるだろう喜びをイメージして、日々を積み重ねる。

不自然な一攫千金は危うい。
淡々と、日々をやれる心の強さがあれば嬉しい。

それにしても水田って、よく見ると面白い。
植え方に、その人の個性が見え隠れしている。
適当にヨロヨロした田んぼが微笑ましい。

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