写真・映像制作者 水谷充の私的視線

〜「見てきたもの」記録装置 カメラがくれた宝物 〜
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何も終わっちゃいない


 東北の被災地を見て回ってきた。文字通り、見て回る以上のことは何も出来ないもどかしさを噛み締めながらの行程だった。もちろん多少なりとも撮影はしてきたのだけど、まずは僕自身がこのところもっとも気に病んでいる原発事故のこと。
一時期に比べると圧倒的に報道が減り、実際のところどんな状況なのか手がかりが少ない。ともかく、立ち入り禁止の際を見てみたくて、もっとも南の海側、Jビレッジのある広野町へ行ってみた。
検問所は、白い防護服+マスクを着用した大勢を乗せたバスがひっきりなしに出入りしていた。資材を満載したトラックも多い。この場所に来るまで通過してきたエリアの静まりかえった様子と違って、異様な活気があった。
やはり現場は、大変な騒ぎなんだろう。そんな緊張感がひしひしと伝わってくる。油断するといろいろなことに慣れてしまい、何事も起こっていないような気にすらなってしまう日常。ここで進行している日常は、やはり戦場と同じなんだと察することができた。



一見普通の町並み。
進むにしたがって人の気配は消えていく。
そして唐突に、ここから先へは行けませんと・・・
国道が閉鎖されている状況は、やはり尋常じゃない。太平洋戦争以降、かつて経験したことのない大事が起こっているのだと、肌が粟立つ感覚。いろいろと覚悟をしなければならない。




児玉龍彦:東京大学先端科学技術研究センター教授
東京大学アイソトープ総合センター長
衆議院厚生労働委員会参考人質疑。


いつ消されるかわかりませんので、早めに。消されていた場合は、“児玉教授”で検索をしてみてください。質疑の他の部分なども上がっているかと思います。

しかしこれ、なぜ大手メディアは報道しないんでしょうか。怒りすら覚えます。
ぜひ、目を通しておいてください。
放射線漏出が、どんなことを引き起こす可能性を持っているのか、よくわかります。心ある学者はいっぱいいます。鼻薬嗅がされた風の御用学者ばかりではありませんね。

手に入れたばかりのボロ車。3日間、約1000kmのドライブで、やはりホッとする瞬間は、たとえ土砂降りの深夜でも、明かりの灯ったコンビニでした。


食べ物が買え、トイレが使え、笑顔でつり銭をくれる店員さんがいる。凄いことですね〜本当に助かった。心強い存在。

津波の被害も、まだまだ復興には程遠い印象だった。同時に、現在進行形の原発事故。国は、国民を守らないし救わない。国民が国を信用できないって、どれほど脱力すべきことっか。はっきり言って、日本は終わりが始まっているとの思いを強くしています。

現地の方々は、とても健気に頑張っています。
僕のようなよそ者が、物見遊山でウロウロしていても、「こんにちは〜」と明るく声を掛けてくれます。
なんとか、被災地の現状を定期的に伝えていける方策を、ぜひとも大手メディアの方々は熟慮願います。地震・津波・原発事故。断じて風化させてはいけませんね。まだまだ終わってないんですよ。
僕自身が個人的に気に病んでいる事柄が、なんと小さなレベルのことかと一瞬自己嫌悪でしたが・・・。いやいや、ひとりひとりのそうした日常が積み重なって社会が出来上がっているのだということを改めて感じました。
たまたま少しお話したお婆さんが、僕が東京から来たと知ると、孫が東京の有名企業に就職したと自慢げに話してくれました。

なんだか、いろんなことが変化した7月だったなぁ。
やはり2011年は、忘れることの出来ない年になるな。

| Recently | 22:06 | comments(0) | - |
変換候補
 

 思い出す出来事のひとつひとつが、どれも素敵な時間。
忘れられるわけないよ。どれも、これも自分の血となり肉となっている。

気がつくと時間だけが過ぎ、僕は取り残されている。進まなけりゃだめだと言い聞かせているのだけど、言い聞かせている時点で無理なことをしてると思い知る。

何十回、何百回、何千回と言葉にしたワード、書いた文字。携帯メールにひらがなを一文字打つと、それは未だ変換候補の最初に居座っている。忘れ、乗り越えていくことにどれほどの意味があるんだろう。理不尽さは耐え難い。

 甘いも苦いも、生きている実感。
感情が疼く感覚は、生きている実感をより強くする。そう考えると、今自分を支配している感情も、幸せと言うことかもしれない。なぜなら生きている実感を常に追い求めて来たんだから。
それにしてもキツイね。誰かを恨んだり憎んだりできればきっと楽なんだろうなぁ。でも無理なんだよ。自分に返ってくるんだよな。悪いのは自分なんだよ。

もう、あの朝焼けを見ることはないんだな・・・。


 空気の味が少し違っちゃったね。
なんか変な味が口の中に広がる。空気中に飛んでいる微粒子は、やっぱり人に馴染まないものなんだろう。
自分で選んだことなら、どんな苦労も受け止められる。もちろん、克服するのも容易いことだろう。
外から押し付けられた変化は、対処が難しい。まして、人の力じゃどうにもならない事柄は、どこか気持ちを誤魔化すことしかできない。
もう、死ぬまで誤魔化し続けるしかないんだろうね。

自然災害とは違う、重苦しい感覚がずっと続いていくんだろう。克服するヒントすら見えてこない。やはり誤魔化すしかないんだろう。






 
| Recently | 03:12 | comments(0) | - |
次に乗るもの


 車を見に野田まで行ってきた。以前、野田に来たときと、なんだか風景が違って見えたよ。なんか、とぼとぼ歩いていると、このままどこかに消えてしまいたい衝動が沸き起こってくる。30分くらい歩いたよ。なんだか疲れたなぁ。
車に関しては、成果なしってことね。ボロでいいから安いのをと思って探しているんだけど、丁度いいのに出会えない。ま、車も縁だよね。中古車は間違いなく縁だ。

 初代エスティマを長いこと仕事の足に使ってきた。発表されたとき、プレスリリースを見てすぐディーラーに予約を入れた。なんかピンときたんだね。
10万キロ乗って、オペルのワゴンに乗り換えた。ちょうど江戸伝統工芸職人の取材に動き始めたことをきっかけに、東京下町の狭い道路で取り回しがいい車っていうのが選択の決め手だった。重宝したけれど、故障の多い車だったね。3ヶ月に一度、どこかしら具合が悪くなって整備工場入り。さすがに5万キロ乗らずに手放したよ。面倒くさくなっちゃったんだね。
で、乗り換えるにしても目ぼしい車がない。悩んだ挙句、また初代エスティマを購入。もう、新型にモデルチェンジした後だったから、中古の出物に飛びついた。8千キロ程度のまだ新車の匂いがする最終年式のやつだった。これは、長く乗ったね〜12万キロ少し越えたぐらいで、さすがに老朽化に負けたったって風情で、車検通す気力が湧かなかった。時々、マイナートラブルも起こり始めていたからね。
本当にいい車だった。初年度と最終年式と合わせて20万キロ越え。最初の頃は、他にも数台車を持っていたから、そんな状況でも良く乗ったと思う。
今、免許取得以来、初めて車のない日々だよ。困ったね〜行動範囲が狭くっていけない。早く見つけなくちゃ。次に行かないと、前が終われないからね。(笑)

 まぁ〜だいぶ気分が安定してきた。少し前の楽しかった出来事も、あまり思い出さなくなってきた。心配してソワソワする感じもなくなってきた。3.11以降の激変にも、慣れてきたってことなんだろうね。ホント、慣れちゃうだね、どんなことでも。
人間に備わる、自己防衛機能なんだろうな。くよくよが続くと、どんどん傷が深くなるからね。もう、平気だ。心に出来た穴を、余裕が出来たという見方で納得できるようになってきた。さて、次行ってみよ〜だね。

 もう、放射能だのと共存していくしか道はない。戻れないからね、なにもかも。時々、小声で「クソっ!」と吐き捨てて、次を見る。
ベールがかかってしまったような視界も、日々続くとそれが普通になる。また、新しい景色が見えてくるというもんだ。思い出じゃ喉の渇きは潤わない。前に行くしかないんだろう。でも、未練を断ち切れたというと嘘になるなぁ〜。やっぱり3.11以前の日々の方がずっと素晴らしかったもん。
3歩進んで2歩下がるだ。上手い歌詞だね。(笑)



| Recently | 16:53 | comments(0) | - |
分水嶺


『どちらに向かうべきか』
生きてると、時々こうした判断をしないといけない。

選ぶか、選ばないか
捨てるか、とどめるか
拾うか、やり過ごすか
行くか、止まるか

分岐点なら右か左かと、一見均等のリスクっぽいのだけど、実質この右左は、かなり意味合いが異なっている。
リスクってことじゃないけれど、まったく色合いが違うというニュアンスがしっくりくる。進む方向で、まったく異なった未来へのプロセスが待っている。選択は、難しい。未来なんだから、まだ現実じゃない。判断材料を集め、少しでも良い方へ行きたいのが人情だ。しかし・・・難しい。こうなると、もはや勘に頼るのが正解かもね。
まぁ、博打だよ。安全パイを取るにしたって、それが本当に安全なんだか、誰にもわからないんだからね。
どっちに向かったにしても、最終的には“死”というところで再び出会うことになるわけだから、やはりプロセスをどうやってくかって選択にすぎないんだろうね。

無難って方向を避けてきたかもなぁ〜僕の場合。
それがゆえに、今こんなになってるんだと思うけど・・・(笑)
幸せかな? 良くわかんないな。
でも、面白いよ。明日を不安視することすら面白い。だって、常に“さて、どうしたもんかなぁ〜”と考え事だもん。五感+第六感総動員で、過ごしてるな。
ま、普通の人に薦められる生き方じゃないね。
でもね、どっちかを選ぶにしても、「うぉぉ〜こっちだ!」ってな具合で、盛り上がった気分で選んだ方がいいよ。
よく言うよね、“頭冷やして”とか、“冷静になって”とか。まぁ〜間違っちゃいないと思うけれど、この場合、そうして選択することによって、大きな間違いはないってことだよね。面白いよ〜とか、楽しくなりそうだよ〜とか、微塵もないんだと思うよ。
良くも悪くも日本人的だよね。無難にか?

死ぬまでの暇つぶしなんだから、冒険しようぜ。
死ぬときゃ、横断歩道渡ってるときにだって死んじゃうんだもん。楽しさの先送りは、あまりしたくないね〜。

陸でどっしりと座るのもありだ。
荒波に漕ぎ出すのもありだ。
その境目が一番わけわかんないよね。



| One`s View of Life | 07:46 | comments(0) | - |
視点を変える


 足元ばっかり見てると、いろいろ見落とすね。
「なんだか暗いな〜。翳ってるな〜。」と、足元周辺の明るさを基準に日々をやっている。するとね、外から声がかかるわけよ。「こっち、こっち。」ってな具合。

声のするほうを見上げると、なんだ陽が射してるじゃん。

視線の方向を時々変えてみると、居場所が変わっていなかったとしても新鮮な景色。考え方や行動が、知らないうちに硬直化してたんだなぁ〜と気づいたりするわけだ。
面白いね。

昨日ちょっと、人のお付き合いで眼鏡市場&アルクへ。
しかし、安くなったね〜眼鏡。別に品質が悪いってことはない。ちゃんとしたフレームで、しかもカジュアルからフォーマルまでいろんなデザインがそろっている。レンズだって、高品質非球面レンズがわずかの追い金で使えちゃう。
昔、眼鏡といえば、5万円くらいの出費は覚悟の上作りに行くものだった。そんなだから壊しちゃったときの落ち込み方は半端ない。
眼鏡屋は、いつもシ〜ンと静まり返って、高級店でござるという顔をしていたもんだ。眼鏡市場&アルクは、カップル、家族連れ、学生風の若いお兄ちゃん、お姉ちゃん。お客さんがひっきりなしだ。
みんな気軽に2つ目、3つ目の眼鏡を買っている。

 価値観ってのは、時代と共に変化するもんだね〜。眼鏡屋を一例に考えても、しみじみそう思うよ。“こうあるべき”という頑固さは、文化形成に、ある種の役割を果たしてきたんだと思う。伝統的もの造りの作法なんてのは、そうした頑固さの権化みたいなもんだ。だけど、頑固さは弊害も多い。“こうあるべき”という硬直化した視点が、“こうあってもいいんじゃない?”的柔軟さを考え方から排除してしまう。
爺、婆ならそれもいいだろう。若い人がそれじゃ、せっかくの伸びしろを狭くしちゃう。
既成概念やら固定観念といわれるような心理動向なら、まだ社会の中での対比的視点は保たれる。一方、頑固ってのは、一個人の心の問題だよ。つまりね、無意識に自分の弱さを隠そうとする行動なんだと思うよ。
心を柔軟にして、スペースを空ける。次は、頭を柔軟にスペースを空ける。不安から逃れるために硬直した自分のまま何かにすがったりすると、とんでもないババを引いちゃうから気をつけてね。僕自身の経験から、そう思うよ。環境や行動を変えてみるのはいいことだと思う。ワクワク出来てるかどうかの物差しを常に確認しながらね。


 それにしても、ワクワクするお誘いがいろいろ。
なんか、多くの人に支えられてるんだなぁ〜と実感だ。嬉しいもんだね。
どちらかというと、愚痴、多目の最近だけど、心配してくれる人がいるんだなぁ〜と気づけたここ最近。心から感謝だ。返せるお礼は、たいしたことないけれど一生懸命尽くしますよ。いろいろな面でね。



| Recently | 06:21 | comments(0) | - |
浮き沈み


 なんか、寝起きにブログ書くと、ネガっぽいね。(笑)
ジェットコースター的浮き沈み感がこのところの精神状態であることは確か。でも、浮き沈みだから、大丈夫。沈んでばかりじゃないからね。

3.11をきっかけにした、未来への不安感。
まぁ、それはいたしかたない。自分じゃ制御不能の出来事だからね。
でも、それをどう受け止めたかって部分は、自分の責任だ。逃げも隠れもできない。ずっと心に持ち続けていたちょっとばかりの不安が、増幅され、表に出てきたんだと思う。どっかから降って湧いたのではない。自分自身がすでに持っていたものだ。

「夢」が「夢」のままであり続けるなら、幸せな日々だ。しかし、「夢」もにわかに現実感を伴って自身に迫ってくる局面がある。そのとき、ちゃんと対応していけるなら、実現に向かって夢が動き出したという変化になる。
ところが対応を間違えたり、とても受け止めきれない現実が立ちはだかったりすると、先送りということにしてしまうんだね。
時期が来たら・・・
準備が整ったら・・・
言い訳はいくつもあるけれど、言い訳であることには変わりない。

時期とはいつなのか。
どんな準備をすいればいいのか。

そうした部分をしっかりと見据えて、日頃から生きていなければならない。そして、その感覚をちゃんと人生のキャストと共有しておかないとだめだ。
察してくれるはず、は、通用しない。言葉を尽くし、コミュニケーションを重ね、意識を同じくしていないと、不安は不信に変わってしまう。

心は、未来への不安でいっぱいになり、ワクワクする気分が消し飛んでしまう。ワクワクするというのは、心の振幅だからね〜心の中に余裕というスペースが必要なんだよね。だから、不安だの不信だので満たされていると、当然、ワクワクしなくなってしまう。
こういうことって、わかっていても忘れちゃってたり、見落としたりする。よく、心の状態を“いっぱいいっぱい”と言うでしょ。それなんだよね、きっと。

 さて、どうすればそういったことを避けられるのか。
不安や不信も伝えることだ。その、人生のキャストにね。良いことも、悪いことも、全部話すの、日頃から。それで、一緒に対応策を練る。アイデアを出し合い、いろんなシュミレーションを一緒にやる。解決策が見つからなかったとしても、そうしたプロセスを一緒にやることで、深い部分での信頼関係が固まってくる。そうしていれば、決定的な破局は起こらないはずだ。

生きていく中で、自分の周囲に配する共演者たちとは、少なくともちゃんと腹を割って、いろんなことを話し合えるようでありたいね。
隠し事前提では、やはり深い信頼関係は育たないのかもしれないね。

 飛んでる旅客機を見つけると、飽きもせず目で追っちゃう。
どこに向かってるんだろうなぁ〜と。
夢や希望が乗ってる人の数だけあるんだろうと思う。到着地で待っている誰か。そこで体験するであろう出来事。未知であることは、怖いことじゃない。ただ、心にワクワクするスペースがないと、未知は、不安の増幅装置になっちゃうんだね。

まだまだ、これからだ。
まだまだ、旅の途中みたいなもんだ。
大丈夫。



いつか、良い場所に落ち着ける。






| One`s View of Life | 10:21 | comments(0) | - |
面白いね〜
 Twitterで拾ったつぶやき。
『上司に教えてもらったのですが、 「2011年はとても不思議な年で、自分の生まれ年(西暦)の下二桁と、今年なる年齢を足すと、どの人も必ず『111』になる」そうです。 全ての人が、「一からの再生」&「やり直す」事ができる、そういう年なんだそう』

なるほどね。
面白い。
| Recently | 07:04 | comments(0) | - |
色っぽいね


 いやぁ〜、相変わらず眠れない。正確に言うと、眠れてもすぐ目が覚めちゃう。1時間もするとほぼ変な寝汗と共に、ビクっと痙攣して目が覚める。
無理して寝ようとしても、かえって疲れるからね。一杯の水を飲み干して、ゴソゴソとなにかを始める。ま、それでいいでしょ。
このところの自分は、かつて経験したことのない状態だから、ある意味とっても興味深く観察中ですわ。
昨日は、うなぎ喰いに行こうって誘われて出かけたんだが、目的の店はもう売り切れだった。土用の丑の日ってやつだったみたいだね。喰えないとかえって未練が残るね。想像の中で、うな重の味が口の中に広がっている。旨い!
腹は減るし、食欲は落ちていないね。若干偏食気味ではある。ランチパックのピーナッツクリームのがほぼ毎日のお昼ご飯。夜はそれなりに。
珍しく夜になると缶ビール。あまり家酒の習慣がなかったから、けっこうお金がかかって驚く。酒飲みの人って大変だね。
煙草は少し増えているけれど、自分なりの臨界点はそれほど多い感じじゃないみたい。吸いすぎた〜と思っても2箱には届かない。

「更年期だよ、男の。大丈夫」と、同級生に一喝。
うん、大丈夫。
こうやって、日記書いてるうちは心配ないと自分でも思う。むしろ、このへんてこな心理状態を楽しんでいるよ。

 心の中が写れば面白いと思うのだけど、基本的には物理的現実しか撮れないからなぁ〜写真。考えてても仕方がないのは重々承知している。シャッターを重ねているんだけど、どうも撮れた!って感覚が沸いてこないね。
それでも、積み重ねていくよ。撮ることをやめたら、それこそ存在理由の大半が消滅しちゃうからね。

 車探し中なんだけど、手ごろなのが見つからない。理想はあっても手が届かない。手の届く範囲で、使い勝手のよさそうなのを・・・
なかなかね。中途半端に古い(旧車ってほどではない)セダンが安いんだね。でも、今時3000ccはないよなぁ。
もう、ポルシェだのって気にならないのは、やっぱり自分の内面を反映しているんだろう。もっともあの激重の踏み込み式クラッチを操る体力もないだろう。
バイク復活ってのもありかと思って、いろいろ見て回っている。こっちはなんだか血が騒いじゃって、けっきょく2ストオフロードばかりに目が行ってしまう。さすがにやめた方がいいだろうことは、自分自身が一番わかっている。信号が青に変わるたび、フロントを持ち上げてかっ飛んでいた時代は、もうはるか昔のことだ。

 温泉って季節でもないのだけど、どこかのんびりってのも憧れる。上げ膳据え膳でさ。浴衣の脇から手を突っ込んだりして・・・(笑)
そりゃ〜いいね。色っぽい妄想は楽しいね。まだまだ元気だね。

ありゃ? タバコの買い置きなかったっけ?
ヤバ。
ちょっくら買いに行ってくるかな。




| Recently | 04:27 | comments(0) | - |
空模様


 日差しが戻ってきた。ま、ひとまず良かったね。どんよりした空模様は、気分まで暗くなる。もっとも、晴れたからって、どうってことはないのだけど・・・・。

やる気が起こらないなぁ。3.11以前と、心に映る景色が大きく変わっちゃったな。もう、いいかな。降りるか・・・。
目的消失度合いが、思ったより重症っぽいね。身体が重い。眠りも浅い。いろんなことを楽しみに思えなくなっている。ワクワクがない。まぁ、そんなときもあるね。

開いちゃった穴は、なにかで塞ごうとしても上手くいかない。少なくとも開いた穴より大きなもので塞がないと、なにかを詰めても隙間からやる気が漏れちゃうね。
ハハ、困ったもんだ。
写真が写ってくれない。感動がない。なんとかしないと・・・。気持ちばかりが空回りする。今日は特に酷い気分。もう、プライドも壊れちゃったよ。いろいろなことがバカバカしくなってきた。

牛肉の汚染ばかり報道しているけれど、豚は? 鳥は?
同じような環境で育ててるんだから、何事もないって道理に合わない。ま、調べてないんだろうね。調べていたとしても、発表しないんだろうね。
食べるものなくなっちゃうもんね。

魚だって、どれほどのことになっているか・・・
第一段階収束みたいなこと言ってるけれど、4号建屋が倒壊しそうって問題は、どうなったのかね。
かなり傾いてるって、一時話題だったけど。その後ちっとも情報が出てこなくなったね。
高いところに使用済み燃料プールだよね。冷却しないと大変なことになるから、注水が続いているんでしょう。高いところに、何万トンの水。重さ、相当なもんだよね〜
素人考えでも、建屋倒壊の可能性を恐れる。
もし、倒壊したらどうなるんだ? 普通に考えれば、放射性物質が盛大に放出されるんだろう。避難区域解除を検討してるとか聞いたけれど、ありえない楽観主義。

こんな状況が続いていて、どうやって収束に持っていけるのだろう?
処理方法のない、放射性廃棄物を生み出す原発。まだ多くの人が推進する気満々らしいね。もう、馬鹿かと。ちゃんと判断して、反対してこなかったことに悔いが残る。

この数年間、なんか間違ってたんだろうなぁ。
なんか、疲れた。



| Recently | 18:26 | comments(0) | - |
これから、これから。


 目的地のない船出は、遭難ということかもしれないね。
なかなか目標設定のしづらい世情は、漠然とした不安と戦うことを強いる。もう少し視界がクリアなら、漠然とした船出でも、目に見えるその先を手がかりに進めるのだけれどね。
どっちにしろ、大きな船は一人では動かせない。仲間で役割を分担し、弱いところを補い合って操舵する。特に海が荒れているときは、息の合う仲間が大切だね。

 しかし、前に進む動機を本当にちゃんと見つめなおさないといけない。もうウダウダした気分からは脱しつつあるのだけれど、どこに向かって踏み出すのか見えてこないね。
5年ほど前の、世を捨てた気分よりはずっとましなんだけど、つくづく同じところをグルグル回っている気がするなぁ。
きっと、考え方の癖みたいなものがあるんだろうね。もしかしたら、悩んだりしてる状態が好きなのかもね。
エエカッコしいなところが、表の顔のちょいと後ろ側に別の顔を作ってしまう。恐れや不安がどこか常に少〜しあったりして。
がむしゃらに動いてきたのも、そうしたネガティブな感覚を誤魔化すためだったのかもね。

そのちょいとした不安感は、結果的に自分自身をズルズルと引き連れてっちゃうんだよね。困ったもんだ。やっぱり、なにもかも自分自身が招いたことなんだろうね。おそらくそうだな。


 助かるよ、こういうとき。頼ってくれたりする人がいると。同級生、旧友、昔馴染み、そして、これからの人。未来を考える人の悩みや不安を御裾分けしてもらうのもいい。未来へ向かっての不安は、けっこう原動力になるもん。たいした力にはなれなくても、一応の起承転結を経てきた者としての視点はちっとは役に立つだろう。
昔話もいい。再会の約束もいい。大人になった今だからこそわかりあえるところもあるしね。関わり方も、若い時代とは少し違ってくるだろう。そこが楽しみでもある。
近くで支えてくれる人の存在も大きい。逆境だからこそ、大切さが身に沁みる。

刺激的な未知の人も、これからに欠かせないキャスト。
まだまだいろんな展開があるはずだ。ワクワクをともなった不安なら、前に進む推進力。

盟友・晴子が「ハワイにおいで。」と言ってくれた。ちょっと気持ちに滞ったものを入れ替えるにはいいかもしれないな。ハワイって、なんだかんだ言っても一番好きなロケーションだったもん。都会もある、当然海もあり、山もある。気候は体に優しく、光は眩しくてもつらくない穏やかな光。ハワイに行って何をしようかなぁ〜と想像が膨らんでくる。
芳雄さんが逝って、おみやげを置いてってくらたのかもね。ちょっとそんな気がした。



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