写真・映像制作者 水谷充の私的視線

〜「見てきたもの」記録装置 カメラがくれた宝物 〜
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Traffic control


 「目標を持て!」と、いろいろと各方面からそんなことを教わって人生をやってきた気がするなぁ。書店のビジネス書・自己啓発系コーナーにも、そういった類のタイトルが踊っている。成功者といわれる人の多くは、ほぼ同じようなメッセージを発しているね。まぁ、間違っちゃいないんだろう。たぶん・・・
実際、“写真で飯を喰おう”と決めたからこそ技術やプロセスを学び、必要な人脈を作ってやってこれたのだと思う。

 車で走っていると、実に多くの信号や標識が目に入るよね。おまけに交通標語のプラカードやら事故があったことを示す立て看板などもハンパない数にのぼる。何万台もの車が、それほど広いとはいえない日本の道路を無事に流れているのは、そうした制約があってのことなんだろう。
どこにでも、向かいたいところへ自らの意思で動き出せる自由さは、一定の制約の上で与えられたわずかな自由。さらにそこに自制心という制約まで加わるのだから、実際は不自由といってもいいくらいだね。ま、安全運行のためには必要な交通整理。
それと、遠くの景色が余りに美しいとさ、そうした標識類ってつい見落としちゃう。そもそも視界にはあっても意識がとどまらない、いわゆるバグのような存在になっちゃう。それでもなんとかなってるってのは、そうした標識が伝えるものって、それほど大事じゃないのかもね。少なくとも、交通標語の類に意義を感じたことはないな。
たとえば『注意1秒、怪我一生』とか、なんだ、それ?って感じじゃない?(笑)
走ってるさなかに、そんなものを読まされるほうがよっぽど危ないよね。

通りがかりに大事故なんかを目撃すると、いやでも気をつけなくちゃなぁ〜と気持ちが引き締まる。どんなに遠くの景色に見とれていても、一瞬にして現実に引き戻されるし、まぁ、そこから何かを学ぼうとする気持ちが働いたりするものだ。あまり過保護にされなくても普通そのくらいの感覚は持ってるんじゃない? 


 人生においても、様々な制約の上に成り立つわずかな自由を個人の裁量で使いこなしているってのが実際のところ。親子関係、ご近所付き合いから始まって、義務教育から受験へと流れる。買うにせよ借りるにせよ、日本的仕組みのなかで住まいを決め、住民登録をする。使われ方の良くわからない税金は、天引きによって強制徴収される。
世が泰平なら、何事も問題なく進んでいくよね。泰平なら・・・

権利と義務のバランスをとりながら、人様に迷惑をかけないように思いっきり生きてみる。それが、通常やれる最大限のことだ。
やっかいなのは常識だのモラルだのと言う曖昧な基準。ま、人様に迷惑をかけないという前提を堅持して、概ね無視でいいんじゃないかと思うよ。ただし、自己責任でね。
男女関係だって、いろんな形があっていい。好きなら抱き合えばいいし、躊躇するならそれなりでいい。個々が望むあり方を、ちゃんとすり合わせて納得の上で関係していくしかない。純愛は、ひとつの幻想にすぎない。だけど、その幻想を追い求めるのもまた、個人の裁量に任されている。
いずれにせよ、自己責任で、納得の行く生き方をしていくしかないよね。



| One`s View of Life | 08:48 | comments(1) | - |
生きるヒント


 東京の夜景は、かなり変わった。
幾分、明るさを取り戻してきた繁華街も、まだ消えたままの大型のネオン。繁華街を離れると、かなり暗くなる。不自由はないけれど・・・。
夜道の街灯は、防犯の要。あまり暗くしすぎるのもどうかと思う。実際、ピーク時の電力使用量をいかに抑えるかが肝心で、夜間の消灯はあまり関係がないように思うのだけど。
「原発、動かさないと暗いぞ〜」と、脱原発へのネガティブ・キャンペーンの一環かと勘繰ってしまうね。 まさかね・・・。

 今月の朝生は、かなり踏み込んでいたね。わりと面白かった。先月は、酷かったからなぁ〜。とりあえず、政治家のゲストが少ないと、話は聞きやすい。人の話をさえぎって、自分の言いたいことを言うって場面が、圧倒的に少なくなるからね。
あのスタジオでの議論が何かを変えるってほどとは思わないけれど、あれを真剣に見ることで、自分自身の望みみたいなものは明らかになるね。それだけでも十分意味のある番組だな。長く続いているだけのことはある。
大島渚さんとか、野坂昭如さんとか、西部(字、合ってたかな?)さんとか出ていた時代が懐かしいね。

 首相公選制までの道のりは、長〜いと思う。いろいろ変えないと無理っぽいね。ま、いずれにせよエネルギー問題は、ちゃんと国民的議論にして方向性を決めていくのがいいんじゃないかと思う。かなり嘘がバレちゃったからね〜 そうそう甘い考えで、既得権益を守るなんてことは、もう叶わないよ。みんなが、「何か変だぞ?」って気づいてるからね。
なんやかんや言ってもインターネットの普及は、確実に世の中を変えた。中東だので独裁政権が次々と崩壊しているのも、きっかけはネットの力が大きい。今まで誤魔化せていたものが丸裸ってのは、やはり情報革命っていうことなんだろうね。

 なんだか密度の濃い雨だ。これが放射能まじりってんだから、ブレードランナーが描いた近未来にずいぶんと近づいたってことだ。まったく、せっかくの予言もあまり生かせなかったってことかな?
SF物で描かれた世界観の多くは、かなりの確立でそのようになってきている。SF物を、警笛と受け止め、歴史物を反面教師と捉える感性が大事なのかも。

生きるヒントは、様々な形で提示されてんだよなぁ。


JUGEMテーマ:原発

| One`s View of Life | 05:44 | comments(0) | - |
生きる実感


 空を見上げて溜め息をつくのも少し飽きてきたね。
雲が描く模様は確かに綺麗だけれど・・・。

街を歩いていると、足腰に感じる地形ってのが最近のお気に入りっぽい。なんというか、登ったり下ったり、くねったりと、地形を生かしながら次第に街が出来上がってきたんだろうね〜。歩いているととってもよくわかる。
鉄道は、あまり登ったり下ったりしない方が都合が良い。そんなわけで、比較的平坦なところを縫うように走っている。地面が下がれば高架に。行く手の壁が大きければトンネルを掘る。もっとも、都市部に限って言えば、踏切を減らすという目的で高架に切り替える路線が多い。
いずれにせよ、都市景観は、積み上げられた人の生活で出来上がっている。楽しいね〜



住宅地も、地形を無視しては成り立たない。
なだらかな坂を登って行くと、時に写真のような階段が行く手に現れる。途中でくねってるところなんか、涙ぐましい努力の後を感じるね。
そして、いかにも後から設置された手すり。きっと高齢者が増えてきたんだろう。人の分布と優しさが、街の景観に改良を加える。面白い。





公園も、地形を生かした作りのところが多い。
元からあった森を残す役割もある。
小さな池の周囲には、景観に溶け込むウッディなベンチが据えられている。暖かな午後の快適な過ごし方。おそらくご近所にとっては一選択肢になっているんだろうな。


東京の樹木も、少し色づいてきたね。
もう、長袖の季節だね。


紫色の綺麗な昆虫。
形的には、かなぶんの仲間。大きさは1/3ほど。
冬は越せるんだろうか? もう温かい寝床に向かった方がいいよ。

散歩ってほどでもない、ちょっとした移動のときなんか、踏みしめる地面の感触と、足腰にくる地面のアンジュレーション。そして、目に飛び込んでくる様々な街のディテール。
楽しめるネタは沢山ある。ちょっとだけいろんなことに目を向けてのんびり歩いてみると、なんだか不思議と生きている実感が得られる。まぁ、こうして歩く自分自身も、街の景観の一部だってことに突然気づいたりしてね。 ホント、愉快。


JUGEMテーマ:東京

| Recently | 05:22 | comments(0) | - |
様々な試み


 小林幹幸氏が音頭とりをするINFINITYも、2回目。
広告やファッションで活躍するフォトグラファーが作品というスタンスで世に問う写真展。買いやすい価格設定で販売するというのも、考えがあってのことだそうだ。
ぜひ、見ておくことをお勧めします。楽しめる展示だよ。

詳細は、APCをご参照ください。
http://apcgallery.jugem.jp/?eid=85


タムロン60の展示が終わって、一息つく間もなくシャッター・マガジン3の取材で動いている。様々な試みがなされる今の写真界を、ある程度俯瞰できるのがとても楽しい。
あまり評論家のようになってしまっては駄目なんだけどね〜一応創り手でもあるわけだからね。
ま、創り手でもあるというスタンスじゃないと伝えられない切り口を大事にしたいと思う。

さて、フォトサミ9も、ジワジワと企画が進行している。もうすぐ開催日などもお伝えできるかと。もちろん、公募企画もありますよ〜。サプライズもあるよ〜。乞うご期待ね。

ともかく、いろんな方が様々な考えで動いている。
いいね〜。みんな写真界を盛り上げようと楽しんでいる。
ここ最近の写真界は、稀に見るアクティブな業界かもしれないね。いいことです。


JUGEMテーマ:写真

| Exhibition | 23:37 | comments(0) | - |
やまない雨はない?


 低空飛行気味だなぁ〜 こんな状態、いつまで続くのやら。
なんとなく世間から、震災や原発事故への関心が薄れていってるように感じるのは、気のせいだろうか・・・。
まだ時折来る揺れに、ドキッとする。だけど、どこか“その時はその時”的な投げやりな気分の自分に気づく。

問題山積。課題多数。
欧米もキナ臭い。
どうも世界規模で、いろんな歯車が狂い始めているようだ。
僕らは何を信じて、どこに向かったらいいんだろうね。まったく、いろんなことが次から次へとやってきて、日々飽きることがないね。

素朴な疑問なんだけど・・・
国民の信任も得ていない内閣が、TPPだとか、原発事故対策だったりの重要なことを触っていいもんなの?
まったく相応しくない人間が、多数大臣ポストにいる不思議。どうも、ここ2年くらいの期間は、歴史に残る低迷期ってことになりそうだね。

原発やめろ! とか、いや電気が足りない〜とか、いろいろ言われているけれど、少なくともちゃんと機能しなかった保安院だの、原子力安全委員会だのを完全解体して、組織、面子一新してからじゃなければ、ストレステストにだって信頼を置くことは出来ない。
今までの体制を維持したまま、一歩たりとも進めて欲しくないね。どうもうやむやで進んでくところに違和感を覚えるなぁ。 


 さてと、、、
しっかりと地に足をつけて、次のことに着手しなきゃだな。
やりたいことはわかってる。やらなきゃならないことも、なんとなくわかってきた。動き始める動機も欲しい。前に進む推進力も補充しなきゃならない。
やはり、今、ギリギリのところって気がする。“もう、いいや。”と、投げ出してしまう寸前のところで何とか踏みとどまってる感じなんだよな。まだ終点じゃないからね。降りちゃうわけにはいかないんだよな。

明日、晴れるといいな。



| One`s View of Life | 07:31 | comments(0) | - |
タムロン60 写真展終了〜

 タムロン60/写真家60人の「瞬間と永遠」展 本日終了!
大盛況でしたね〜。この連休なんかは連日、1000人を越える人出だったとか。

僕も、もう一度みなさんの作品を見ておきたいと、夕方駆け込みました。
土屋勝義氏と会場でお目にかかり、コメントを一言。
渡部さとる氏も、同会場の地下でやっている写真洗浄ボランティアに参加後、登場しました。



しかし、楽しい写真展でしたね。
そして、道具としてのレンズやカメラの進化に驚かされた写真展でした。
様々なジャンルで活躍する60人のShooter達が、時間のない中で初めて手にするレンズの性能をきっちりと引き出しているのは、本当に凄い。ま、僕も含めてなんですが・・・(汗)
正直言って、撮影の最中には気づかなかったレンズの実力が、プリントになって明らかに〜ってなもんです。ホント、驚いた。
きっちり解像し、ピントも良い。ハレーションも良く押さえ込まれていて逆光にも強い。比較的ローコストの製品ではありますが、十分主力機材としての実力を感じさせてくれました。


本企画の中心人物 タムロンの千代田路子さん そして土屋勝義


鹿野貴司氏もお目見えでした。


渡部さとる氏と愉快な仲間たち・・・(失礼)
ふでさん、よねちゃん、おがちゃん ね。


僕のは、こんな感じで展示されていました。
これなかった地方の友人に〜一応雰囲気感じてくださ〜い。



もうすぐ終わり。
あっという間の一週間でしたね。


スタッフ一同で、最後のお客様を見送ります。
〜ありがとうございました〜


ギャラリー前の広場も、昼間のほのぼの感とは異なった表情。






関わったすべての皆様と、見に来てくれた皆様に、心から感謝。
ありがとうございました〜


JUGEMテーマ:写真

| Exhibition | 01:14 | comments(2) | - |
夢うつつ
 昨日のエントリーへ、沢山のメッセージをいただきました。ありがとうございます。共感していただける方がいるというのは、嬉しいものですね。
手探りで、それでも前に進む。生きてくって、そんなことの繰り返しなんでしょうね。

まったく自分ってやつの不完全さを日々思い知るわけですが・・・
それでも歩みを止めるわけにはいきません。
困難に直面したら、やはり正面突破していかないと酷い後悔が残ります。
まぁ、やっかいなことって多々あるよ。夢うつつで毎日が過ごせるほど世の中は甘くないなぁ〜ということなんだろうけれど・・・。
それだからこそちゃんと受け止めて、一つ一つの答えを見つけながら進んで行きたいもんだね。逃げない生き方を楽しむ感じでやってきたいなぁ〜。そうすればすべてが夢うつつだよ。

ホント、写真って、どんなモチーフに対しても、かなり素直に自分というもんが反映される。今さらそんなことを再認識し、またそうした特性に救われもする。タムロン60への参加は、写真と自分の関係を思い出す良い機会になりました。

 穏やかな日和。ぜひ、会場にお運びください。
昨日も、チラッと顔を出してきましたが・・・
多くの方が、とても熱心に写真展を楽しんでいました。
素晴らしい作品が沢山ありますよ。

連休中は、出品作家さんによるトークショーも行われます。
事前申し込みがなくても、立ち見ならば大丈夫なようです。ぜひに。

トークショー プログラム
http://tamron60.blogspot.com/2011/09/108910.html

小澤太一氏のブログにも会場の様子が
http://ameblo.jp/kozawataichi









それにしても居心地の良い場所ですね。
カフェもありますよ。


http://www.tamron60.com/



JUGEMテーマ:写真

| Exhibition | 10:17 | comments(0) | - |
なぜ被災地を撮るのか・・・
 今回、タムロン60/写真家60人の「瞬間と永遠」に展示した写真は、この2点。どちらも7月に訪れた宮城県塩釜市で撮影したもの。


塩釜市七ヶ浜町海岸付近


塩釜市七ヶ浜町海岸付近

報道の方は当然として、報道関連以外にも多くの写真家が東日本大震災の被災地に入り写真を撮っている。理由は、人によって様々あるだろう。
スライドショーをご紹介した折にも書いたのですが、僕の場合はきわめて個人的心の問題なんです。
“なにか出来ること”といった、外向きの大儀もない。
ひたすら震災以降に陥ってしまったサバイバー・ギルティの様な心の状態から抜け出すための被災地入りだったように思います。
本当に、申し訳ない気分。でも、僕自身にとっては重大なことだった。ともかく、現実に起こったことを少しでも肌で感じたかった。そうしなければ、一歩も踏み出せない有様でした。
3月は本当に酷くて、ほぼ家にこもりきりでテレビをずっと見ていました。もちろんあらかじめ入っていた予定は、なんとかこなしました。
外づらの良い見栄っ張りなもんで、誰かと会っていればそれなりに元気に話はしていた。だけどどこか上の空で、感動も薄い。
家でね、コーヒーを飲もうと準備するでしょ。ちゃんとドリップで落とすんだよ。そして一口も飲まずにボォ〜っとして冷めちゃったりするの。
さすがになんかヤバイなぁ〜って。京都に出かけたのが3月後半。気持ちを新たにと願掛けに近い気分で安土城跡を登ったりもした。
決定的な変化がこのときにあって、そこからさらに酷い状態に進んでいってしまった。もちろん心の中の問題だし、この頃はまだ表面上は穏やかな顔して仕事もこなしていたんだよね。
日増しに感動が薄くなり、ことに原発事故を契機にして無関心でやってきた自分に腹立たしくてたまらなかった。

そんな中で、タムロン60への参加オファーを頂いた。

写らなくなってしまった僕自身の心の状態を奮い立たせて動き出してみた。まずは、動いてシャッターを切ってみるしか出来なかった。かつて過ごした土地へ行ってみたり、思い出深いところを再訪したり・・・。闇雲に撮りまくった。
そんな中で、やはり気持ちを奪われ気になって仕方がない被災地へ行ってみることを選択したんだよね。
何かしらの貢献・・・そんなこと、まったく考えられなかった。なにが待っているのかさえも想像できなかったんだよね。とにかく行ってみること。7月も後半になっていたね。

 土砂降りの国道を夜通し・・・ただひたすら車を走らせ、仙台空港付近で夜が明け始めた。
明るくなるにしたがって見えてきたその辺りは、4ヶ月も経過しているとは思えないほど、まだ生々しい爪あとが沢山残っていた。
正直、唖然とした。積み上げられた瓦礫には、まだ生活の痕跡が残っていた。放置されたままの車は、錆に覆われている。道路もガタガタのままだ。
言葉が見つからなかったけれど、一人で行動していたから言葉を発する必要もなくて助かったとさえ思った。

そんな中で、展示写真の光景に出会ったとき・・・
不謹慎かもしれないが、心から綺麗だと思ってしまったんだよね。
水気が引ききっていない広大な地面。ところどころに家が建っていた痕跡も残っている。生活道具も、そこらじゅうに散乱したままだ。
そういったものすべてをコケのような植物が覆っている。びっしりと緑に覆われたそこにに、雲が割れ、光が差し込んできた。辺り一面、黄金色に光ってキラキラした。
涙が出たのだけれど、そこで被災された方を思っての涙ではなかったと思う。あきれるくらい凄い繁殖力の植物を見ていて、なにか得体の知れない感動のようなもので熱くなってしまったんだよね。

それから、いろいろなことに気づける余裕のようなものが出来てきた。見回すと、あちこちに花が咲いたり、鳥が遊んでいたり、虫が水を飲んだりしている。
仮説店舗で営業するガソリンスタンドにも出会った。海鳥に餌を与えるお婆ちゃんもいる。なにか営みのようなものが、ちゃんと動き出しているってことに気づけた。
ガソリンスタンドのお兄ちゃんは「まだ余震が怖いっすよ。でもガソリン必要でしょ。頑張りますよ〜」と。
東京に就職が決まったという孫のことを話してくれたお婆ちゃんに会ったのもこのあと。

出会うものいろいろに震えるような感覚があって、冷え切っていた血管に熱い血が流れてくような気がした。

何が出来るかなんて、まだわかんない・・・
たいした金額じゃないけれど、募金をしたりが今のところ精一杯。
でも、今原発のことも勉強してる。どうしたらいいのか、ちゃんと自分なりの意見を持てるレベルの知識はつけないといけないような気がしている。
東北の地場産業や名産などの情報も集めている。一次産業の今後も心配は尽きない。とにかく知ること。自分ごとになんて、なかなか出来ないけれど、、、どこか遠くの出来事で終わらせられる質のものではないことは確かだと思う。

僕は、まだそうした現実の出来事に、僕自身が救われたに過ぎないんだと思う。まだ、ちゃんと関わってるとは言えないレベルなんだよね。
そんな7月の個人的記録なんだよね。だけど、そうして過ごした日々が目の向く方向を変えたことは間違いない。
僕にとって写真を撮るって、そんなことなのかな。考え続けようと思う。ずっと考えながら行動してみます。


今日は、後輩の写真家・野沢敏明氏が来てくれました。



http://www.tamron60.com/




JUGEMテーマ:写真



| A View of Photography | 01:39 | comments(0) | - |
写真の多彩さに驚く


本日は、このオープニングに顔を出してきました。

第2回業界写真クラブ作品展「あいうえお東京」
10月6日(水)〜10月12日(水)
アイデムフォトギャラリー「シリウス」にて。
10時〜18時 日曜休館 最終日は15時終了

これ、楽しいね〜。
カメラメーカーや写真関連メディアの方々が集って、ガチで写真撮ってます。あいうえおの順で場所がテーマなんだね。
写真の楽しみ方って、いろんなアプローチがあるんだとしみじみ思う。


お馴染みの顔もチラホラ。


タムロン60でも尽力された板見氏もいらっしゃいました。
ニコンの後藤哲朗氏は、なんと3日連続での顔合わせ。
こういった場に、ちゃんといらっしゃってっるところが流石です。



おっと、これは・・・・もしや


撮影対決か!


やはり小澤太一氏でありました。

彼の行動力は、凄いな。
見習いたいところが沢山あるね。
写真を心底楽しんでいる一人だと思う。

さて、明日は仕事を済ませたら、タムロン60を改めて見に行こう。
それにしても写真ってものの多彩さを改めて思い知らされる今日この頃だわね。素晴らしい。

JUGEMテーマ:写真

| Exhibition | 02:08 | comments(0) | - |
タムロン60、写真展が始まりました。
タムロン60 / 写真家60人の「瞬間と永遠」展、始まりました。
初日、オープニングレセプションの様子を速報でお届け〜

お名前、敬称略で行っちゃいます。すみませ〜ん。

中井精也、水谷たかひと、水谷 充(僕ね)、深澤 武、前川真行
豊田直之、広田 泉、川合麻紀


白い空間に整然と並ぶ写真たち。


矢野直美、 新美敬子、 中井精也  みなさんキャラ濃いなぁ〜


小澤太一(横顔〜)とタムロン千代田さん、談笑中。


魚住誠一 ニッコリと優しい笑み。


広田 泉、川合麻紀、土屋勝義、豊田直之、阿部秀之


渡部さとる、大和田良、横木安良夫 僕的にはお馴染みさんです。


鹿野貴司 どや顔!


モデルのマリナ、山田敦士 出品作品に写っている女の子と・・・


豊田直之、広田 泉、川合麻紀 登場回数多目〜 行動が目立つからつい撮っちゃう。もう!


諏訪光二、佐藤仁重 佐藤さんもお馴染みです。


有元伸也、今岡昌子  なかなか面白いツーショットだね。


広い、白い、素晴らしい。


立ち話中の、赤城耕一 ずっと年上だと思ってた〜


渡部さとる、土屋勝義、中井精也、撮られてるのは水谷たかひと。
土屋さんの出品作品の、ぎゅい〜んと回転してるやつの撮り方解説中。


60! ホワイトスペースに、企画ロゴが栄えます。


会場入り口は、未知との遭遇的明暗差です。 全身横姿は小澤太一。
今回は、徹底的に横向きの"小澤”をお届けします。


パーティータイム!
お料理が超美味しかった〜 昼ビールが効いたなぁ。


タムロン代表取締役社長 小野守男氏とニコン後藤研究室長 後藤哲朗氏
後藤さんには、二日連続でお目にかかりました。


木村惠一先生。 横木さんの写真展でスピーチを拝聴したのはつい先日。


ダイアモンドエージェンシー川島慶子さん。
今回はいろいろとお疲れ様でした。素晴らしい笑顔です。


友人が来てくれました。後輩の写真家・野沢敏明の奥さん〜美輝さん。
サーファーならみんな知ってる。ロングボードの父 デッド阿出川氏のお嬢さんなんですよ。

とりあえず写真で雰囲気を感じてください。
とっても良い写真展ですよ。

ふぅ〜。。。
名前間違ってないよね。間違いがあったら指摘してね〜

JUGEMテーマ:写真



| Exhibition | 00:42 | comments(2) | - |
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