写真・映像制作者 水谷充の私的視線

〜「見てきたもの」記録装置 カメラがくれた宝物 〜
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感謝
DSCF2915.jpg

 この土日も、大勢の方がギャラリーを訪れてくれました。ありがとうございます。
ホント、写真展って楽しいもんですね。見ていただいた方から生の声を聞く楽しさ。旧知の友が尋ねてくれる嬉しさ。久しぶりに会う仕事仲間と過ごす時間。
いろいろな幸せが沢山やってきますね。

写真を買いたいと言ってくれて方がいました。
もっと他の写真も見てみたいと言ってくれた方もいました。

こういう言葉が、写真に携わって生きてきた者にとってどれほど嬉しいことか。車を運転中にも、ついつい鼻歌な気分です。ありがとう。

まだこの楽しい時間は続きます。
最終週は、仕事が立て込んでいて、あまり現場に来れません。残念だけど、またいろんなところへ行って出会ってきます。そして写真に収めてきます。これはこれで、とても楽しいし大事なこと。撮らなきゃ写真は生まれないもんね。
撮ってほしいからどこどこへ行って、とか、誰それを撮ってほしいとか、そうして声を掛けていただけることが何より嬉しい。自分自身が、未知と出会って写真を撮る。写真展も、印刷物も、そうしたことを経てきた結果残る思い出。
やはり、僕には仕事と作品の区別はありません。どちらも出会いの記録です。

写真を撮る人は、ぜひ続けてください。どうであれ、やめないでください。後々最高の思い出がリアリティを持って残ります。
カメラを持って出かける計画を練っているときのワクワク感も素晴らしいものです。楽しい現実を作って、しっかり撮りきっていくことがなにより。

ホント、写真っていいよね。


さて、そうこうしてるうちにもうPHOTO LOUNGE 5も目前。
今回も素敵な人たちと素敵な写真に会えますよ。

開催日:8月8日(水)
開場:18:00
開催時間:19:00〜22:00

前売:2500円(1D付き)
当日:3000円(1D付き)

学割 ※要学生証提示
前売:2,000円(1ドリンク付)
当日:2,500円(1ドリンク付)

会場 SARAVAH東京
http://www.saravah.jp/tokyo/
東京都渋谷区松濤1丁目29-1 渋谷クロスロードビル B1
TEL 03-6427-8886

詳しくは下記URLをご参照ください。
http://www.shutter-mag.com/lounge.html


SHUTTERmagazineもいつのまにか5冊目が発売されています。
最新号は、オリンピックイヤーにちなんでロンドン特集です。
読み応えあるよ。まだご覧になっていない方は、ぜひ手に入れてくださいね。
書店によっては、写真雑誌コーナーではなく、カルチャー誌のところに置かれています。見つけられない場合は、書店の方に「SHUTTERmagazineありますか?」と尋ねてください。
「うちは入れてません」な〜んて答えが返ってきたら、ぜひ怪訝そうな顔で「ないの!?」とリアクションを。(笑)

ま、PHOTO LOUNGEの会場では、バックナンバーも購入できるように用意をしておきますので、見つからないって方はぜひ会場で。
ゆるゆると楽しい時間を過ごしましょう。僕も司会に全力投球で皆様をお迎えします。


| Recently | 04:01 | comments(0) | - |
思い出の貯蓄
 写真展の会期が8月9日(木)まで延長になりました。夏、真っ盛りですが、ぜひギャラリーに。週末午後は、なるべく在廊するようにします。おしゃべりしに来てくださいね。

せっかくの機会なので4度目の週末、4日(土)に僕が講師を務めるフォトプレゼンテーションクラス修了生の作品上映会を個展開催中のTHE GALLERY(日本写真学院4F)でやろうと思います。

 【フォトプレゼンテーションクラス ムービー上映会】
 日時:2012年8月4日 18:00〜 (19:00終了予定)
 場所:日本写真学院 THE GALLERY
 
みなさん素敵な作品を組み上げました。ぜひご覧になってください。



 ↓ 写真は、先日のギャラリートークの様子
tc01.jpg

人を撮るさいに僕自身が心がけていることや、写真制作そのものへの様々な配慮、仕掛けなどをお話させていただきました。
沢山の方にお越しいただき、アフターデニーズまで楽しく過ごしました。
僕自身、ほとんどの行動は「なんとなくその方が良さそうだからそうしてる」的なところがあります。こういった形で人に伝えようと考えたとき、はじめてその行動を言語化します。話しながら、僕が僕自身への理解を深めるという不思議な気分に浸りつつでした。
ひとつ明解に気づいたのは、「なんとなく良さそう」と、一見無自覚にしているっぽい行動も、自分なりに理由があってそうしているのだということ。
けっこう合理的な思考で動いてるっぽいです。(笑)

深夜その足で、御宿へ。
写真家・岡嶋和幸氏と二人で一本仕事を片付けました。
P1060980.jpg
気づいたら同じような格好。
終了後、朝デニを決めて帰路へ。
あーんまりにも眠くて、途中千葉県中部のどこだかよくわからない山間の路肩で爆睡。

なんだか楽しい人生だなぁ〜と、じみじみ。
悪くないよ、マジで。
このところ魅力的な人がいっぱいまわりにいて、みんなでご飯食べたりしてると本当に幸せな気分だよ。つくづく「誰と出会い、その人たちとどんな時間を過ごすのか。」です。

人生は、それに尽きる。
資産はないけど、思い出の貯蓄だけは凄い量だな。
うん、悪くない。



| Recently | 11:25 | comments(3) | - |
一週間を過ごして・・・


 写真展が始まって、丸一週間。多くの方にお越しいただきました。改めて感謝いたします。

見に来てくれた方の感想を聞いたり、質問に答えたりと、会場で過ごす時間のほとんどが自分の写真に対して考える機会。こういったことそのものが、個展をやる楽しさなんだと感じています。

写真で飯を喰っているわけですから、日常的に写真のことを考えるのは当たり前のことです。しかし、出来上がった特定の写真に関して、繰り返し考えを切らさない体験はしたことがありませんでしたね。楽しいですね〜。じっくり写真と過ごしてると、写真ひとつひとつから声が聞こえてくるような気がします。撮影したときの情景が浮かんでくるのは当たり前として、なんかそれ以上のイメージがわいてくる面白さ。

渡部さとる氏が、「写真展は病み付きになるよ」と以前言っていたのを思い出した。今、まさに「これのことかぁ〜」と感じています。

来てくれた方が、一点一点、とても丁寧に見てくれる。これ、嬉しいですね〜。質問も的確で、本当にちゃんと見てくれているということがわかる。そもそもおしゃべり好きな僕ですから、ついつい話も弾んでしまいます。

今日は、17時からトークショーをやります。
特に聞き手がいるとか、対談であるとかではありません。自己紹介的初個展ですから、その場に居合わせた皆さんと僕とでやりましょう。

本日夕方5時を楽しみに待っています。
http://www.jcop.jp/news/20120714.html

写真展は、8月2日までやっています。
ぜひお越しください。




| Exhibition | 10:56 | comments(0) | - |
初日、大盛況でした。ありがとう!
 個展初日、オープニングレセプション 大変多くの方にお越しいただきました。
ありがとうございます!

ホント、楽しかった〜。
ま、いろんなことやってるから、何者かよくわからないエロオヤジと思っていた皆様。ちゃんと写真の人なんですよ〜ってあたりを、少しは伝えられたかな?(笑)

いくつか頂いた質問に、文章で答えちゃっときます。

・人物中心なんですか?
いいえ、違います。好奇心の向く先がたまたま人である場合が多いだけです。
感動を共有する実感が欲しいんでしょう。人物だと、かなりダイレクトに“いいね!”の気分を共有しながら撮影の現場を作っていける。
そんなことあたりが大きな要因かなぁ〜と思います。

・フィルムが多いんですか?
いいえ、ここ2年くらいはデジタル撮影の比率が急速に高まっています。
デジタルでも、「お、いいじゃん」という仕上げができるスキルが見に付いてきたというか・・・
満足のいくポイントが見つけられたということかな。

・男性も撮るんですね!
男性も撮りますよ、もちろん。ただ不思議なことに女性なら無条件に受け入れちゃう傾向なんだけど、男性には目が厳しくなります。
同性であるためでしょうね〜きっと。どこか尊敬できるポイントを見つけることが撮影する動機として必須かも。

・白黒写真、色味やトーンが写真ごとに違うのはなぜですか?
あまり、スタイルとか形式に当てはめちゃうのが好きじゃないんです。
写真それぞれ、似合うっていうか、僕自身の求める最適ってのが異なると思うんですよ。なので、一点一点、満足を追求した結果、あのようになっています。
銀塩プリント時代も、セレン調色などの希釈率を変えたり、紙を変えたりしながら、出来る範囲で満足点を探してた傾向があります。
湯の花に浸してみたり、紅茶に漬け込んだり、、、いろんなことにチャレンジしてましたね。
そういった意味で、デジタル化は、作業が洗練されていて効率も良い。ただし頭の中にあらかじめ明確なイメージがあったうえでのチャレンジです。そうでなければ迷走してしまいますから。

22日のトークショーでは、撮影現場の作り方や仕上げのこだわり。またスライドショーの楽しさと有益性を詳しくお話します。
興味をお持ちの方は、ぜひお越しください。

今日は、午後在廊予定です。
気軽に声を掛けてください。


整理してたら出てきたアナログ時代の痕跡。


コンタクトプリントの中から気になった写真は、バンバン切り抜いて、並べて絞り込んでいったり、ページ構成やったりしてた。何番のネガか裏書を忘れるとあとで照合するのが大変。
時々ポカやってたなぁ〜

| Exhibition | 11:32 | comments(0) | - |
「個展初日」どうぞよろしく。



THE GALLERY(日本写真学院4階)
http://www.jcop.jp/news/20120714.html

本日より開催します。
どうぞよろしくお願いします。

18時より、オープニングレセプション!



| Exhibition | 10:18 | comments(0) | - |
ギャラリー新宿座オープン


 友人と写真界の先輩がパートナーシップを組んでギャラリーを作っていると聞いていた。ほとんどを手作りで仕上げられた空間は、天井も高く、とても居心地が良い。

『ギャラリー新宿座』は、新宿南口を出て甲州街道を下り、明治通りとの交差点に隣接する雷電神社の脇を入ったところにある。
まだweb siteも準備中で、本格稼動前のプレオープンという形で、オーナーでもある写真家・菅野ケイ氏の展示で杮落とし。



パーティーには、多くの友人、関係者が集まっていた。



おっと、愉快な仲間発見。裏も表もお世話になります。(笑)

10年ぶりの再会もあった。
当時、ムサビで日本画をやっていた磯上知子さん。在学当時から、様々な表現活動に挑戦する彼女は、今もパワフルに活動してる!

すっかり大人になってたなぁ〜と、しみじみしつつセルフ撮り記念写真。
当時のことが断片的に蘇ってくる。


オーナーの菅野ケイ氏(左上)とタッグを組む、本日50歳を迎えた泉屋氏。(下)
こうして並ぶと悪そうなオヤジどもって絵柄。
だけど、目が優しい。わかる人にはわかります、ハイ。

Mitsuru Mizutaniプロデュースの企画展をいくつか画策中です。“ここらしさ”を大切にしつつ、楽しんでいただけるものを作りたいですね〜。
情報は随時、こちらでも発信していきますので、時々チェックしておいてくださね。




| Recently | 04:56 | comments(0) | - |
写真展とフォトプレゼン講座

                                    HM:Tadashi Takahashi

 今年の夏は、かなり涼しいね〜。このところとっても気持ちよく朝が迎えられる。ふと昨年の猛暑と、どえらいネガティブな精神状態を思い出したりもするけれど、なんだかずっと昔のことのようだ。
日本の危機的状況は、むしろ悪化しているようにも思えるのだけど、心持がずいぶんと変化したようだ。素晴らしい出会いもあった。支えられているんだという実感。そして支えているのかもしれないという思い込みが、自分を強くしてくれる。

 7月14日からの写真展も、じわじわと準備が進んでいる。デジタルで撮ったものもあるけれど、フィルムの方が多いかなぁ〜。スキャンしたデーターを調整して、テストプリントをしたりしている。今回は、すべてインクジェット出力です。綺麗ですよ、フフフ。

THE GALLERY (日本写真学院内)にて
http://www.jcop.jp/news/20120714.html


会期中、フォトプレゼンテーション講座 第2期を開講いたします。
日程は、7月の15、22、29日の日曜日、いずれも14時からです。

簡単に言うと、スライドショー作成講座です。
ただし、OSの機能で写真を順に切り替えるっていうスライドショーではなく、音楽やタイトルを付けてムービーファイルとして仕上げる講座です。
iMovieでもWindows Movie Makerでも大丈夫です。もちろんより本格的なムービー編集ソフトでもOK。
この講座は、ソフトの使い方講座ではありません。写真のセレクトや並べ方などはもちろんですが、特に音楽を丁寧に読み込んで、ちゃんとマッチングさせていくことに重点を置いています。
少人数制でやりますので、一人ひとりの作品を全員で拝見しながら進めていきます。この方法だと、考え方やセンス、興味など自分以外の感性に触れるチャンスがあります。ま、ぶっちゃけ楽しいですよ〜その方が。
もちろん習熟度に応じて、出てくる疑問や問題点も異なりますので、一粒で二度美味しいってことなわけです。
スライドショー作品まで、完全フォローで、確実に一本仕上げていただけます。Facebookやメールなどでもアフターフォローしていきます。

8月8日のPHOTO LOUNGEでも、第一期の受講生が数名登場しますので、そちらもお楽しみに。レベルの高い作品に仕上がりました。本当に近くでそのプロセスに立ち合えたことを嬉しく思います。

日本写真学院 フォトプレゼンテーション講座
http://www.jcop.jp/course/products/detail.php?product_id=28


 好奇心いっぱいで生きてきたんですよ。裕福な家庭ではありませんでしたが、好奇心の芽を摘まなかった両親には、とっても感謝しています。親に何一つ、否定されたことはありません。自由に任せてくれたんです。もちろん自己責任ってところは叩き込まれましたけれど・・・・。
今、自分がこうしてここで生きているのは、両親のおかげ。そして、出会ったすべての人のおかげです。
そうした気配を写真展で感じていただけたらと思います。


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