写真・映像制作者 水谷充の私的視線

〜「見てきたもの」記録装置 カメラがくれた宝物 〜
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大地の恵み


 稲穂がいい状態です。もうまもなく収穫を迎える。
それにしても九州は棚田がデフォルトな感じですね。関東から東北あたりの平野に広がる水田という景色とはかなり違います。
ほぼ全域山がちで、そのなかでちょっとしたスペースを見つけちゃ〜田畑にするって感じです。田植えや日ごろの手入れなど、けっこう大変な作業だろうなぁ〜。
地形の高低差を利用して、収穫時期を幅広く設定できる。これはメリットですね。水田を見てて、耳がキーンとなるようなところもありましたよ。驚きです。標高どのくらいなんだろう?
そしてなにより水が豊富。どこにいても水が流れる音が聞こえている。


灯篭型の道祖神がありました。
ぐるりと並ぶ様子から、全方位に目配りしてるってことなんでしょうね。



 91歳だって!
腰がしゃんとしてる。
あやかりたいもんです。



 もう秋ですね。
ススキも元気でした。

大地の恵みっていうけど、本当にそう思います。
米や野菜がすくすく育つ土地。

人も住めないような汚染をもたらすって、どんだけ罪なことなんでしょうね。
佐賀の玄海や四国の伊方に、なにもおこらないよう祈るのみ。

こうした恵みの土地が失われるようなことがあったら、経済発展もくそもない。
失敗を認めたがらない人って、本当はとりかえしがつかない罪だと自覚しているからこそなのかもしれないね。
馬鹿な代議士さんは、選挙区帰って家の近所を子供の頃のような気持ちで歩いてみるといいよ。豊かな土地、しかし高齢化が進み、若者が減る一方の農業生産の現場。
これこそなんとかしないといけない一番大きな課題なんじゃないのかなぁ〜。

人間ってのは、ちゃんとしたものを喰ってこそ、生きることができるんじゃない?


| Recently | 06:57 | comments(0) | - |
大分の人々と会う旅

由布岳を臨む


 大分、由布、九重、日田、臼杵、竹田・・・大分全域をまるでローラー作戦的に回り、様々な“作る人”に会う。
ブドウ、かぼす、米、しいたけ、せんべい、しょうゆ、木工、竹・・・・まだまだいろいろ。杵築、国東へは明日以降。週末までの日程は、ともかく動く。

南こうせつ氏と出会ってから大分の素晴らしさに触れ、以来ひそかに大分マニアな僕ですが、何の巡り会わせか、県の仕事として関わる最初の旅。
今回は主に山間が訪問先。実は海周りも良いものが沢山ある。ま、これは次回11月の訪問だな。

 美味しい食材や日々使う上質なプロダクツ。実直にそれらの生産に関わる人々。話は尽きない。予定通りには、まず進まない。ついつい長くなる訪問先への滞在時間。盛り上がり、良い空気に包まれると、写真は必然的に素晴らしいものになる。
関係を深めるプロセスは、動画が回っている。いやいや、ホントに楽しい時間だ。

 美味しい空気、美味しい水、美味しい食べ物。せかせかしない時間の流れ。
体内のコンディションがどんどん上がっていく感じが嬉しい。ネイチャー志向なんてことは特にないんだけどね〜。なんかいいね。体に当たるすべてが優しい。

東京から来た“カメラマンさん”は、けっこう受け入れられているようだ。ふぃ〜

しかし、東京ってところは、なにかがおかしいね。
なにか歯車が狂ってしまっているようだ。外から見ると、そのあたりが特に気になる。安易な田舎志向で、移り住むなんて無茶はできないけれど・・・
なにか手立てはないものかと、少し欲が出てくる。いや、欲ってのとはちょっと違うかな?希望とは言いたくないけれどね。


| Recently | 22:00 | comments(0) | - |
やって、ねて、くって。


 日本の国旗って、けっこうシンプルで綺麗だよね。
青空に映えるな。

千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館は、けっこうお勧めポイントだと思う。
展示の見易さもいいんだけど、建物の立地状況がとてもいい。


もともとお城があった場所なんだね。
敷地が広くゆったりと過ごせる。
「歴博」と、略称をデカク掲げるって感性が面白い。

このところ忙しすぎで、頭がパンパンな感じだった。
束の間のリフレッシュだね。

それと、博物館ってところで人類史をたどってみると、ホント、えらく早いペースで文明が進んできたんだと気づく。
道具の進化は、捉えようによっちゃ武器の進化。テリトリーの取り合いは猫でもやってるもんな。アジアの騒がしさや中東情勢をみてると、なんだかなぁ〜と虚しさがひしひしと。
プライドかなんか知らないけれど、肩書きを大袈裟に言いたがる人類って生き物は、案外くだらない存在かもね〜と思うよ。

やって、ねて、くって。
そんくらいのところが充実してれば、十分幸せじゃん。

いろいろと、良い具合に着地して欲しいな。
「どうせ寿命までのことだよ。」と、達観してみる。(笑)



二酸化炭素と光で植物は元気。
酸素と光で動物は元気。

放射能を喜ぶやつっていないと思うんだけどな。
おっと、金か! 金だよなぁ〜。くだらねー

| One`s View of Life | 03:15 | comments(0) | - |
身辺整理・環境改善
  NEXT DOORが開きそうな気分。そういうときは身辺を整理し環境を改善するのがいい。PCの動作が重ったるくなっていて不調の兆し。思い切って大改修作業に着手。
こういったことは、仕事の狭間にやっておくのが正解だ。スペースと予算が許すなら、メインPCと同じ環境のサブを準備しておきたいところだが、残念ながら以前メインだった2世代くらい前のものが、やはり世代の古いOSとアプリケーションとともにあるだけ。
試しに使ってみると、動作が遅くて耐えられない。以前は、これでも速や〜って感覚だったのに。慣れって恐ろしいもんだね。
きっとまたPCを最新環境で新調したりすると、今使ってるのも速さを感じなくなってしまうんだろうなぁ〜。

 こういうことって人間関係にも似たようなところがあるね。良好な関係を長く維持するには、新鮮さを保つ工夫が必要だ。出会ったころ感じた意外性も、当たり前のことになってしまう。変わって欲しくない普遍的価値と、変化が必要な表層を覆う儀式。

 昨日で、写真展の折にご購入いただいた写真の納品が完了した。
改めて、ありがとうございました。
僕自身を承認していただいたような感覚で、とても幸せな気持ち。そして、これからもしっかり精進していかなければならないと、責任を感じています。
心地よい責任。責任感なしに、ただ流れるように生きるのもそれはそれ。僕的には、責任ある生き方の方がより快感です。
どっか怪しげなところで、匿名の快楽をむさぼっても、あっという間に飽きてしまう。しっかりと相手と向き合い、良いも悪いもひとくくりで関わっていかなければ、本当の楽しさは見えてこない。
ま、写真に残すって、どこかそんなところがあるなぁ〜と思う。少なくとも僕はそんな感じ。
そんなんじゃないと萌えません。

これ、美味かったぁ。


ビールとともに、だったんだけど、ワインが合いそうだった。Thanks!
ロンドンから一時帰国した友人は、ちょっとたくましい顔つきになっていたな。うん、素晴らしい。


 ここんとこ、ソニーの大攻勢が楽しいね。
α99、まだ画質は確認してないけれど、動画撮る人としては楽しみなカメラが出てきた。ヘッドフォンジャックが付いて、音声モニターができるってだけでも、ありがたい。それと、XLR端子で受けれるみたいだから、マイクも良いのが使えるね。さすがプロ・オーディオ部門を持つメーカーですな。
世の中的には、AFの精度や速度ってのが優劣の決め手っぽい感じがあるけれど、そのあたりはMF主体で使う僕には、あまり関心がない。ファインダーの見易さは気になるな。っていうか、かなり大事。

パナソニックのGH3も、そろそろだよね。
これも楽しみ。撮影内容によっては、こっちがいいって場面もありそうだから、やはりこっちも買ってしまいそう。パナのレンズが意外と優秀なんだよね。けっこう僕の稼ぎ的には高い比率で活躍してくれてる。

それにしても、僕の今メインカメラ機材がソニーとパナソニックって!
カメラがデジタル化して、なんかこんなことになるような予感はあったけれど・・・。
バケペン持って出かけようかなぁ〜と、時々思うよ。銀塩の手間も、捨てがたい楽しさがあるからね〜。時代の状況を考えると、銀塩やれる最後の時代かもしれん。デジカメから写真に入ってきた方も、ぜひ触れてみることをお勧めします。
スイートスポットの狭い低感度フィルムで、普通に焼ける写真を作れるようになると・・・・・おっと、気づいたら光のコントロール自在って人になってますよ。(笑)
ホント、楽しい時代だな。
デジタルも銀塩も、縦横無尽に使い倒して、写真に動画に!
マジで、良い時代です。

| Recently | 06:34 | comments(0) | - |
羽を休めるとか・・・


 やっと秋の気配だね。
なんだか長い夏だった。とくに8月は、時間の流れが異様にゆっくりとして先に進まない妙な感覚だったなぁ〜。
新しい経験もあって、出来事盛り沢山って状況だったからかもしれん。あ〜忙しくてあっという間に時は過ぎーってのじゃなかったね。面白い。

やっぱり原発、動いてなくても電気足りるんだね。ま、わかってたけど・・・
大飯も動かして火力を数機を止めて、っていったい何? ホント、最悪の政府だな。
ともかく無事に夏のピークを乗り切れてよかったと思う。

ふ〜。ちょっと束の間の休息といきたいところだ。
涼しくなってきたら、身体にダルさが残っているのを自覚した。進行中の案件がもうすぐ動き出す。そうなるとまた恐ろしい日々ってのが目に見えている。それこそスッポンでも喰って、パワーを付けておきたいところだ。



↓これ、オープニングに顔出してきたよ。


『24人の藤野萌香展』
会期:2012年9月2日(日)〜
会場:新宿2丁目フェティッシュバー「アマルコルド」
住所:東京都新宿区新宿2-18-7 S3ビル1F
HP:http://amarcord.jp/

「アマルコルド」は通常営業になります。
通常営業の内容に関してはHPでご確認ください。

公式ブログ   www.24ninno.blogspot.jp
ツイッター   www.twitter.com/24ninno
フェイスブック www.facebook.com/24ninno


*24人の参加フォトグラファー

麻生 絵里
あらきあきら
猪狩 健太郎

金澤 康二郎
神原もえ
熊谷 優花
Chris
齊藤 大介
Stéphane Pompougnac
丹野 徹
seiichiro.tokioka
HatanoHideo
速水 土岐文
fake-fantasy.
浮花:fuka
mio
miki
三輪浩光
山本 華漸
Mikako Watanabe
LAPIN

杉山宣嗣
常盤響


企画、面白いね。
フレッシュで意欲的な写真が沢山あった。
写真制作の動機としても、こうした企画展への参加ってのは良い目標だと思う。





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