写真・映像制作者 水谷充の私的視線

〜「見てきたもの」記録装置 カメラがくれた宝物 〜
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写真展続報とタムロンブログ


水谷充写真展 −記憶の断片ー
Fragments of memories

おかげさまで順調に開催中です。
ん?順調にってのはなんか変だが・・・ま、いっか。

今回の展示は、一番古いもので1991年頃の撮影。最新は、2014年5月。つまり今月ね。風景スナップと人物と。人物にはタレントさんも混ざっていたりする。
一見すると、どういったくくりなのか疑問に思う方もいるみたいだ。一応お出ししている文を読んでいただければわかるとは思うのだけど・・・。



くくりとなるテーマは、「僕自身」。
展示されている写真は、僕の日常です。
ずっと撮る人で生きてきたので、当然といえば当然のこと。ギャランティを頂く仕事や旅先にふと眼を留めた光景。いづれも同列。つまり僕の日々日常ということなんです。

24日(土)17時〜ギャラリートークをおこないます。
そのままなんとなくパーティーに移行します。


僕にとっての写真はどんな位置づけなのか。
何に反応して撮ろうと思うのか。
依頼された撮影と自発的撮影に違いはあるのか。
写真に仕込まれた思いとはなにか。

そんなことを丁寧にお話したいと思います。

ありふれた普通のこと。
流れゆく時間。
出会いと別れ。
挫折と成長。
いろいろ曲がりくねっていながら、それでも前に進んでいく日々。

すべてが愛おしく、忘れがたいこと。

「写真がないと、ヤバイよね〜」
そんな人間の当たり前のようにやっていることを、ぜひ見に来てください。


それから、もう一つお知らせ。
レンズメーカーのタムロンさんが開設した「TAMRON LENS BLOG」。こちらで24-70 F2.8のレポートを連載中です。
機材への関心がどちらかというと薄く、気に入ると徹底的に使うタイプの僕が、久々にドはまりしたレンズ。使い始めて半年ほどになりますが、すでに存在が意識の中から消えているほど僕自身と一体化してきています。
こういう関係になれることは、僕にとっては最重要なことなんです。その辺り理解を深め合うプロセスが、現在のところ5回目の投稿という状況です。
ぜひ、タムロン・レンズ・ブログへご訪問いただいて、第一回目まで辿って読んでみてください。
まだ動き始めたばかりのブログですから、すぐに辿れます。

それと、このレンズを使って、撮り下ろし中です。
この辺りは、また発表の方法や時期が見えてきたらインフォしますね。






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思い出が主食


水谷充写真展 −記憶の断片ー
Fragments of memories

会期:2014年5月16日(金)〜29日(木)
   10時〜20時 土日祝18時 最終日17時
   月曜日休館

会場:BRIGHT PHOTO SALON
   東京都中央区湊1-8-11 ライジングビル4F
   日本写真学院内
   電話03-3523-0545
   http://jcop.jp/wp/gallery/fragmentsofmemories/

そこにいた。それを見た。その人に出会った。
それら日々の営みの感触は、やがて流れる時の狭間に埋もれてしまう。
写真は、その気配を定着させる大切な仕組み。
およそ特別なことではない様々も、少し綺麗にして残してくれる。
僕は、写真のおかげで怖気づかず前に行ける。


 日本写真学院にあるギャラリー、ブライト・フォト・サロンでの展示も3回目となる。
今回は、僕自身の日常から何気なく切り取った様々を展示する。本当に特別なことではない様々は、それでも特別な意味合いを持っている。
大事なのは写真そのものではなく、このようなものや、こと、人に気づきながら僕は生きてきたということ。
やはり僕にとっての写真って、きわめてプライベートな記述というニュアンスが強い。オンもオフもない。仕事も作品もない。本気も遊びもない。すべてが僕自身ということだ。
あ〜あ、つくづく僕の主食は「思い出」なんだなぁ〜と思う。

ぜひ、お出かけください。
ギャラリートークも日程調整中です。簡単なお披露目パーティーもやるつもりです。直接会っておしゃべりをしたいからね〜

またこちらでも告知します。
よろしくお願いします。
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